こちらnmmn作品になってます
nmmnを理解の上でご覧下さい。
こちらの作品に「紫さん・橙さん」は登場します
嫌な方はこの作品をおすすめしません。
通報はやめてください
誤字などもあると思います。
そして、この作品はみそら。様とのコラボ作品の前編です。
是非、後編をみそら。様のアカウントの方まで見に行ってくださいっ!
それでは、
いってらしゃいませm(._.)m
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桃side
紫『桃くん。今何時だと思ってるの。』
桃『うるっせぇな、俺の事なんて見てねぇ野郎が親ズラすんなよ。』
紫『……ごめんね。』
違う…そんな顔させたいんじゃない。
俺は、兄ちゃんに頼られない俺が、頼れない俺が嫌なだけなのに。八つ当たりって分かってる……。
時期外れ、遅めの反抗期。そんな言葉に甘えてるのも分かってる、のに……。
紫『……』
そんな、そんな…切ない笑顔で…
…おれをっ、
桃「見るなッッ!!!……は、」
自分の視界に広がるのは少し近い天井。
夢……というよりは一昨日の記憶と言った方が正しいかも。
俺は上半身を起こす。
桃「…っ”!?、」
その瞬間、ズキンっと鋭い痛みが頭に走った。それに加え少し霞む視界。
風邪…。
桃「……さいっ……あく。」
どうせ、ここにいたらあの…聖母のような人の甘えを受けてしまう。
そんなの、俺が許せない。
そんな事をボーッと考えながらそそくさと学校の支度をする。
制服に着替えて……。
さっさと出ていこう。この家を…。
青「…お兄ちゃん…?、」
部屋の扉を閉める瞬間、眠そうな声で俺の名を呼ぶ…初めての最愛の弟の声が聞こえたが、俺は反応すること無く扉を閉める。
リビングから聞こえてくる賑やかな声を聞き流しながら俺は玄関の扉を閉める___。
赤「おはよ〜」
橙「おはようさんっ!兄ちゃん!…って青にぃは?」
紫「さぁ、まだ寝てるんじゃない?今日は早くないって言ってたし。」
橙「そっかぁ〜!」
黄「……。」
ー通路ー
桃「…はっ、……はぁ……。」
馬鹿でしょ。まだ秋だけど…。
もう大分朝は寒くなってきた。
桃「なのに、なんで俺…夏制服で出たんだよ。」
風邪とは言え、そんなことさえも忘れていた俺の頭が怖く思う。
桃「とりあえず、学校に行こう。」
そう思い、足を早める。
ー学校~中庭~ー
桃「…ふぅ、」
一旦、まだ誰も登校してない学校の中庭のベンチで荒れる息を整える。
暫く息を整えていると足音が聞こえた。
の「あれ、こんな時間に生徒会以外の人がいるなんて。」
桃「…!、のぶくん…。」
の「んふっ、まぁた…フェンス乗り越えたの。」
俺に話しかけてきたこの人は生徒会長。
桃「…はぁ、…はっ、…別にいーでしょ」
の「まぁ、…俺は別にいいけどね~」
そう言いながらのぶくんは俺の隣に座る
桃「……はっ、……ふっ…、」
の「…さくん、もしかして…風邪?」
のぶくんが俺の顔を覗きながら問いかけてくる。
桃「…だったらなに。……はっ、…家に送り返すッ?」
の「……いや、…さくんが嫌なら俺はそんなことしないけど…。」
スっと俺の額に手を当てたのぶくん。
その手を退けようとした時…
り「のぶ、お前は桃に甘いんだよ。」
の「…!、りょへさんっ!」
生徒会副会長のりょへさんが腕を組みながら中庭に入ってきた。
り「フェンスを乗り越えて敷地内に入るのは校則違反だし、風邪なら家に帰すのが基本だっ!」
の「でも~…。」
り「でもじゃないっ!そもそもお前はまだ生徒会の仕事があるだろうが!」
りょへさんは注意に口を尖らせるのぶくんの腕を引きながら鞄から資料を取り出す。
の「わぁかったよ~…、」
そう言いながらのぶくんはりょへさんから資料を受け取り校舎内に入っていった。
俺はそんなやり取りをぼーっと眺めているとのぶくんを追いかけるはずのりょへさんが俺の方へと振り返り、口を開く。
り「…お前の弟が、校門まで来てるぞ。 」
桃「…は、…!,?」
そう言い捨てるとりょへさんはのぶくんの後を追った。
桃「……誰だよ。」
俺は3人の弟の顔を思い浮かべながら校舎に入り、玄関を通り抜ける…
ーグラウンド~校門付近~ー
桃「…1番予想外だったわ。黄。」
俺は目の前にいる弟に冷たい目線を当てる
黄「……、迷惑…でした?、」
恐る恐るといった様子で俺に問いかけられた質問に俺は容赦なく答える。
桃「あぁ、大迷惑だ。お前…どうせ紫にぃ達には何も言ってねぇんだろ。そんなん、俺が問い詰められるに決まってる。」
紫にぃと赤にぃの顔を思い浮かべながら口にする。
黄「…でもっ!!、桃にぃ…熱ですよね?2階から下りてきた時、顔火照ってるの見えて…、」
桃「だからなんなんだよ。俺に家に帰って紫にぃの看病を受けろってんのか?俺からしちゃ皮肉にしか聞こえんわっ、。」
俺が辛口で黄にそう言うと黄は黙り込んでしまった。
そんな黄を見て、俺は中庭に戻るため振り返ろうとした時、
桃「…う”っ、……」
朝の時のような鋭い痛みが頭に走り、吐き気まで湧き上がってきた。
その気持ち悪さに俺は足の力が抜け、倒れそうになる。
黄「桃にぃ!!」
そんな俺を黄は必死に両手で支えてくれている。
しかし俺は吐き気や頭痛で意識が遠のく。
黄「…僕たちのせいですよね。ごめんなさい。」
そんな中、黄の最後の言葉ははっきりと聞こえ、俺は意識を失った___。
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遅くなってしまって申し訳ありません!
そして……、
もう好き勝手かいてしまいました((殴
後は頼みますっ、みそら。さん!
おつくろ~( ÒㅅÓ)✧
コメント
4件
前編から最高でした!!✨ フォロー失礼します🙇♀️🙏
続き気になる〜って思ってたら自分が書くってことに気づきました、笑笑 主様のような素敵な作品にできるか不安ですが頑張ります!!前編ありがとうございました❤︎