注意事項
地雷さんや苦手な方はそっと閉じてください
この作品はご本人様と何一つ関係ありません
コメントをする際には批判ではなくアドバイスをしてください。
それでは楽しんでいってください!
葛葉さん視点。
ゴオンゴオンと音を立てる洗濯機を見つめる。洗濯が終わるのは今までだったら最悪だしこんなに楽しみにはしてなかった。でも今日は違う。なんてったって叶に貰った柔軟剤を使ってるから。大好きな甘くてホッとする香り。それが自分の服からもするなんて夢みたいだ!ピーピーと終わりを告げる音がすると同時に洗濯機を勢い良く開ける。
「うわぁ✨️」
乾燥までしっかりされた服からはふわっと香りがして部屋を包みこんだ。
「ん〜♡幸せ。」
試しに大きなカーディガンを羽織ると叶にぎゅーをされているみたいだった。良いな、これ。今度からこれにしようかな。でも叶にバレたら恥ずかしいなぁ。でも貰ったんだから別に良いのかも。どうしようかな。
〔わんっ!わふっ。〕
「わんさん良い香りでしょ?叶のやつなんだよ。嬉しいね!」
すり寄ってくるわんさんを抱き寄せる。わんさんは叶が大好きだからな。やっぱり分かるんだ。すげぇな。
「……もちさんに自慢しよ。」
もちさんに電話をかける。あんまり配信しない人だし出るだろ。出なかったらふわっちかイブラヒムかな。とにかくこの嬉しさを誰かに自慢したい気分。
【葛葉、どうしました?】
「もちさん!!聞いて下さいよー。」
【ふふっ。どうしたの?笑】
「実は、、、、」
叶さん視点。
今日はもちさんとプライベートで遊んだ後2人で僕の家にいた。しばらく雑談とかお互いの事を話していたらもちさんに電話がかかって来た。相手はなんと僕の恋人。2人して顔を見合わせた後こっそりスピーカーにする。僕らはまだまだ若いからね。イタズラしたくなるんよ。
【葛葉、どうしました?】
「もちさん!!聞いて下さいよー。」
【ふふっ。どうしたの?笑】
「実は、、、、」
そこからは葛葉の自慢が始まった。それはもう嬉しそうだった。声が弾んでいて、安心するとかこの香りが大好きなんだと熱弁しているのを聞いて口角が痛いくらいに上がっていく。こんなに喜んでくれるなんて思ってなかったしまさかもちさんに自慢するのも想定外。でもそこがたまらなく愛おしい。可愛すぎて死んじゃうよ。
【嬉しそうですね。】
「はい♪」
【いや葛葉じゃなくて叶さんが。】
「えっ?」
もちさんが電話を切り替えて画面が映るようにする。画面の先には僕がプレゼントしたカーディガンを着ている葛葉がいた。
『可愛すぎでしょ。』
「なっ!?…えっ、あの///」
どんどん赤く染まっていく葛葉は桃みたいで美味しそうだ。恥ずかしさで潤んだ目元も全部が可愛らしくて大切で。
【じゃあ僕は帰るので後は2人でどうぞ。】
『今から会いに行くね、くーちゃん。』
「ちょっともちさんのバカ!!意地悪。」
【葛葉が悪い。ほら大人しくあなたの大好きな恋人に甘やかされてください。】
『待ってて?5分で着くよ。』
「もぉ///」
適当に上着を羽織って合鍵をつかむ。今夜は思いっきり甘やかしてあげよう。僕の香りが葛葉から離れないように。忘れられなくなるくらいにたっぷりとね。
はい!
ここまで読んでくれてありがとうございます
最近、好きな香水が終わったのでおすすめがあれば教えてください。
以上きい。でした(*‘ω‘ *)
コメント
11件
「お前、俺の事好きなんじゃないの?」っていうお話を 見たあとにこれ見るとめっっっちゃ安心する;;; えーっっっとあそこ(空)に見えますのが私の口角です^^ 今回も最高ですた
きいさんのほわほわ甘々大好きです;;叶さんに聞かれてたことで真っ赤になっちゃうずはさんもいじわる刀也…😿叶さん速攻で家行こうとするの解釈一致すぎて横転🥹
/ 口角がぁぁぁぁぁ 最高すぎ