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この言い方は絶対バレてる。
隼人君を降ろした時と同じ場所だし、せめて車を移動させるべきだった。
「そうだね!わりと広い駐車場にいるかな!」
窓の外を見る勇気はなかったので、スマホを耳にあてたままハンドルに寄りかかる。
何で嘘ついたのか絶対聞かれるよね。会うと分かってたら嘘なんてつかなかったのに。
コンコンと音がしたので、観念して窓の方を向いた。笑顔を浮かべている隼人君。
『わー、由夏さんじゃないですか。こんなところで会うなんて偶然ですね』
「ね。本当に偶然だね」
必死に笑顔をつくって運転席の窓を開ける。もうスマホは必要ないので通話を切ってから太ももの上に置いた。
「助手席乗ってもいいですか?」
「どうぞ乗って下さい」
動揺のあまり敬語になってるし最悪。
コメント
1件
うわぁ、由夏さんの動揺が手に取るように伝わってきて、思わずニヤニヤしちゃいました(笑)嘘がバレてるって確信してるのに、窓を開ける瞬間まで笑顔を作ろうとする健気さと、「動揺のあまり敬語になってるし最悪」って心の中でツッコむところがめちゃくちゃ可愛い。隼人くんも「偶然ですね」なんて絶対分かってて言ってる感じがして、その距離感の描写が絶妙です…!続きが気になります🤍
安東アオ
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