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春、桜の季節


今日から高校2年生

キュッとネクタイを閉めて

「行ってきます」そう言って家を出る

家を出ると満開の桜があちらこちらにあった。

「綺麗、」そう思いながらも学校へ向かう、


クラス表を見ると2年B組、成績も普通くらいのクラス、ガラガラガラ、ドアの音をたてて教室へ入る。

俺の席は教室の端っこだったみたいで少しほっとした席に向かって、支度をした、いつもなら本を読むんだけど今日は1人でボーッと外の景色を見ていた

周りはあんなにも賑やかなのに俺の周りだけシーンと静まっている。当たり前か、俺の周りの席の人は誰も来ていないようで、静かなのも当然だった


キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴るとみんながガタガタと座り始める

前の席の人とかは来たようだったけど隣は完全に来ていなかった


先生「はーい、ホームルームなんだけどこの時期に転校生が来ました〜」

先生がそういった、その一言でクラスが騒がしくなる「どんな子なんだろう」「かっこいいかな」「可愛いかな」ってみんな言う

先生が「入ってきてー」と言うとドアがガラガラガラと音をたてながら動いた。ドアの向こう側には1人の男子生徒が立っていた

先生「はい、自己紹介どうぞ」

?「転校してきた金城時って言います、運動とゲームが好きです、よろしくお願いします」

みんながパチパチパチと拍手する、花粉症の俺はハクションとくしゃみをしていた

先生「それじゃあ金城さんの席は中村くんの隣ね」

時「はい」


時「よろしくね、水樹くん」

どうせ、仲良くしても俺が悲しむだけだ、だから俺は素っ気なく返した

「よろしくお願いします、金城さん」

って、

これで彼も俺は避けるでしょ、そう思った。


授業が終わると昼休みになり俺はいつもの屋上へ行く

雨の日も、風の日も、雪の日も俺は屋上だった、

ガチャとドアを開け、屋上にあるハシゴを登りいつものポジションに行きお弁当をパカッと開け、「いただきます」手と手を合わせて小さく言うと食べ始める

今日は特別景色が違かった。お母さんが作った弁当も桜がテーマなのか景色に合っていた


食べ終わるとお弁当を片して寝そべる、この時間はどの時間よりも好きで何も考えないでボーッと虚無の時間を味わうんだ。

ここは田舎だから外でも人の声は滅多に聞こえない。しばらくするとキーンコーンカーンコーンとチャイムが鳴る、体を起こし、教室へ戻る







午後の授業を終え、帰ろうとすると金城さんに話しかけられた

時「水樹くんだよね、あのさ俺まだ学校来たばかりで部活とかよくわかんないから教えて欲しいんだ、いいかな」

なんだ、そんなことか

「他の人に教えてもらえばいいんじゃないですか、俺じゃなくてもいっぱい居るじゃないですか」

いつもなら「そっか、そうだよね」と返事をされて他の人のところに行く人がほとんど、なのに

時「お願い、水樹くんがいいの」

この人は頑なに譲ろうとしなかった

はぁとため息をつき金城さんに案内をする

「ここの学園は運動部が陸上部、サッカー部、テニス部、バトミントン部、剣道部、テニス部、水泳部、バスケットボール部、バレーボール部で」

「文化部が吹奏楽部、美術部、演劇部、写真部、ダンス部ですね」

時「部室とかに案内ってできる、?」

「分かりました、」

そう言って一つ一つ教えた。

「それじゃあ僕は写真部なのでさようなら」

そう言って向きを変えて寮へ戻ろうとする。なぜなら写真部は部活をしている様子と寮での様子、それから学校の休み時間での様子を撮る、でもぼくの任されたのは寮での様子だから6時過ぎ出ないと活動ができないためほぼ帰宅部と一緒である

時「あ、え、うん、ありがとう、水樹くん」

そう言って金城さんとは別れた



5時になると先生に呼ばれた

「なんですか?」

先生「中村くんさ、1人だったよね、部屋」

「…、」

全てを察した、

先生「ごめんね、金城さんを同じ部屋にしてもいいかな」

先生には無理言って部屋を1人にしてもらっていた、だけど転校生が来たことでそれが無理なったようだ。

「まぁ僕が勝手に無理言ってただけなのでいいですよ」

先生「、!ありがとう!中村くん!」

「用が済んだのなら僕は帰りますね」

もうすぐ6時になるので急ぎたい、




部屋に戻ると金城さんがいた

時「、よろしくね、!水樹くん」

「…はい、よろしくお願いします」

「僕この後から写真部の活動あるので」

そう言ってカメラを持ち部屋を出ようとする

時「うん、!頑張って!」

「はい」

応援を貰った、頑張るも何も無いんだけど、











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わん…🥲すきです🥲フォロ失礼します🫶🫶🫶

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