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・・・前回・・・
「 ロウが話して楽になるんやったら話してって言ったけど、さすがにずっとその状態だと心配する 」
「 話してや 」
小柳「 … ゎかった 」
・・・本編・・・
かくかくしかじか
・・・・・・・・
「 そうやったん、 」
「 そりゃ精神的にも参ったな 」
「 ロウが1番星導のそばにいてあげて寄り添ってあげてる、けど全部が全部星導にとわられなくてもええんやで 」
「 みんなおる 」
「 いつでも頼ってな 」
小柳「 うん 」
小柳「 ⋯ありがと 」
夢まで見てしまう程メンタル来ちゃってるんやな
これがほんまやったらきっとパニックなってしまうな
でも、1つだけ気になる点があった
何故、俺とロウ以外のみんなは星導のこと睨んでたのか
それだけが気になってしょうがなかった
その話の続きがあるとするならば最後まで真相を知りたい、と思ってしまった。
・・・
叢雲「 なんかあったでー!」
それを聞いたみんなは走ってカゲツに寄り
カゲツの指す方を見た
佐伯「 ぅおー!すげー 」
「 廃墟やん 」
・・・
赤城side
赤城「 いやいや!「 廃墟やん 」の前にでかくない!?」
伊波「 てかこれ城じゃん、 」
小柳「 へー城って案外汚ぇんだな 」
ん、?廃墟だから汚いに決まってるんですど、
赤城「 ロウきゅん、ポンコツ?」
小柳「 は、ポンコツじゃねぇし 」
宇佐美「 まぁ掃除したら綺麗になるだろうし、ここに住もーぜ!」
・・・
小柳「 うわ、なんかお化け出できそう、 」
叢雲「 えーなにぃ?狼びびってんのー?笑 」
小柳「 は、びびってねぇし 」
赤城「 みんなみんなー!こっち寝室ある!」
「 もう夜やしなー!その部屋だけ掃除して寝よか 」
・・・
星導side
伊波「 ふぅ、やっと終わった!もう3時だけど 」
緋八「 誰かさんのせいで手間が増えたけどな 笑 」
叢雲「 狼ほんまやってるわーやってくれたわー 」
小柳「 し、しらね 」
星導「 井戸あったし、ライがブレイカー直してくれたしもう生活できそうですね 」
小柳「 はやくね 笑 」
星導「 いやいや、小柳くんサボってたでしょ 笑 」
小柳「 不器用なんだよ!しょうがねぇだろ 」
星導「 そういえばそうでしたね 笑 」
せっかくほこり集めたのに躓いて全部撒き散らすし、
リトが外にある井戸まで行ってついできた水全部こぼすし、
小柳くんがまたこぼさないように高いところに置いたのにそれも頭から被っちゃうし、
犬みたいに首振って水切りしてライの顔面に全部かかるし、
ほんと小柳くんってポンコツでかわい 笑
・・・
緋八 side
いや、せまー
シングルベッド3個分もあるでも、
流石に男性8人だときゅんきゅんに狭い。
気まづすぎて隣にいるロウも関節ぴんぴんやないかい
「 ロ、ロウ 」ボソッ
小柳「 ど、どした 」ボソッ
「 関節ぴんぴんやん、次の日痛くなるで 笑 」
小柳「 えぁ、確かに、 」ボソッ
「 おやすみ 笑 」ボソッ
小柳「 ん 」ボソッ
・・・
ポタ、ポタ
唇を物凄い力で噛んでいたそうで血が出ていた。
でも、何故噛んでいるのか自分にも分からなかった。
夢、?
地面に垂れた自分の血を見つめてそんなことを考えていた。
すると、服をギュッと下から掴まれた。
掴まれた方を見ると泣いているロウがいた。
なんで、
なんで泣いてんの、
小柳「 はッはッぁ 」
何かあったのか分からないが相当パニック状態になっていて過呼吸だった。
俺もしゃがんで落ち着かせるようにロウの背中を摩った。
周りを見渡すと沢山の人が後ろにいて、隣には星導を除くHEROESがみんな同じ方向を向き揃って並んでいた。
みんなが見あげてる方を見るとそこには処刑台のような台上に星導の首が転がっていた。
そこでやっと察した。
ロウ見た夢の続きや。
台の上に立ってるお偉いさんが何か言った途端後ろにいた大勢の人々が去っていった。
不思議に思って星導の首を眺めていると
カゲツが俺の前を通って右にいるロウの頬を叩いた。
叢雲「 おい狼、何泣いてんねん、 」
小柳「 は、仲間殺されてなんも思わないのかよ、 」
叢雲「 仲間?あんな奴に情なんてあらへんわ 」
叢雲「 仲間とか言ってるけど、星導は罪人やぞ 」
小柳「 お前らは知らないからそう思うしかないだろうな 」
叢雲「 じゃあお前は何を知ってんねん 」
小柳「 お前らヒーローはどこまで正義気取ってんだよ 」
伊波「 ふざけんな、お前だってヒーローで正義だろ 」
叢雲「 ヒーローはいつでも正義やろ 」
叢雲「 でも、星導は罪を犯したから結局は正義じゃなかった。せやろ? 」
小柳「 他人の正義勝手に決めつけてんじゃねぇよ、」
小柳「 星導にとってあの行動が星導の正義で誰かの正義でもあんだよ。星導はその人達の為に動いた。それ以上なんもねぇだろ 」
ロウがそう言うともう誰も言い返せなくなってしぃんとした。
小柳「 これが事実だ、もうお前らも何も言えることねぇだろ、黙って帰れ 」
星導は何をしたんやろ、
・・・
小柳side
赤城「 ロウきゅーんごめーん!マナ起こしてくれない?」
「 マナ、おはよ 」
「 マナ、起きて 」
こいつ全然起きねぇじゃん
乗っかってやろ
トサっ
「 おーい、まなぁ?起きろ 」ぺちぺち
緋八「 んぅ、ん?ロウ、」
緋八「 っ、!ロウ!ちょ、聞いて!」
「 ぅお、なんだよ急にでけぇ声出して 」
緋八「 ごめ、一旦降りてくれん?笑 」
「 あ、ごめん 笑 」
緋八「 後でまた乗っかってええから 」
「 いや、大丈夫 」
緋八「 え、悲し、 」
「 てか、聞いてってなに?」
緋八「 あのな、ロウの見た夢の続き、見たんよ 」
「 え、まじ?どんなんだった? 」
・・・
かくかくしかじか
・・・
「 じゃあその続きはまだわかんねぇんだな、 」
緋八「 うん、めちゃ気になるけどなー 」
「 多分俺があの夢の中の俺でも同じこと言ってんな、 」
緋八「 んーなんかロウの意思とか意識とか関係あるんかな 」
「 でも、昨日はなんも夢見てねぇしな、 」
緋八「 この2人で話しが繋がるっておかしいよなー 」
「 それな、星導が何して処刑されたのか、何もわかんないのに話だけが進んでって気持ち悪りぃ 」
緋八「 この流れ的には今日夢の続きがあるとするならば見るのはロウか、それ以外のやつ、やんな⋯ 」
「 あー確かに、他の奴らの可能性もあるな 」
赤城「 ロウきゅんー!もうご飯出来たけどマナ大丈夫そー?」
あ、やべ、忘れてた
「 もう行くー!」
「 マナ、行こ 」
緋八「 あ、うん!」
・・・
叢雲「 もー狼遅いでー!」
「 いや、俺じゃない 笑 」
緋八「 ごめ 笑 」
赤城「 いいよ 笑 マナもお疲れ様だしさ 」
・・・
【 いただきまーす 】
・・・
続く