テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する



服を身にまとってないおかげで彼の姿がよく見える。

以前触れ合った時はよく分からなかった部分も、今はしっかり見て、形を確かめることができる。この変態って怒られたけど、欲望に負けて何度も愛撫した。

普段は日に当たらないから白い肌。その中で少しだけ桃色に霞んだ中心。ここの可愛さは自分だけが知っていたい。腰に軽く口付けすると、未早は魚のように跳ねた。怖いのか、内腿がわずかに震えている。

こんな状態で言ったら可哀想だ。でも言う。俺は好きなコには意地悪だから。

「入れても大丈夫か?」

「大丈夫……どっちかって言うと、俺はずっと待ってたんだけど」

「そっか」

案の定。口だけは元気な彼の腰を抱え、仰向けにさせてからゆっくり性器を挿入した。

「あぁ……っ!!」

するともう、余裕なんて一切見せなくなった。彼は身体を震わして何度も仰け反る。それを見るのがまだ快感で、何度も突いた。

繋がっている。今まで誰とも触れ合ったことのない部分を、身体の奥の奥まで。

「未早、大丈夫?」

「いっ、んっ……大丈夫。だから、もっと……!」

やっぱりエロい。というか、こんな彼は知らない。見たことない生き物を抱いてるみたいだ。

なんて言ったら多分殺されるけど。

「未早、もうちょっとだけごめんな」

「うあっ!」

彼の片脚を持ち上げ、かなり激しく奥を攻めた。気持ちいい。そう泣き叫ぶ彼を見てるのが気持ちいい。

ちょっとエロいの見過ぎたかな、と反省したけど……目の前で喘ぐ彼は誰よりも自分を興奮させる。


「皐月、っ……好き……!」

「俺も。未早、お前が好き」


好き。

好き、好き、好き。気持ちいいの同義語。

キスで息を奪いながら、苦しむ彼の中でイッた。

本物の馬鹿になったような気分だった。頭ん中真っ白で、それすらも爽快で。

何も考えなくていい時間を彼と過ごした。

未早はすごい汗を流して、ベッドに寝ている。下は言うまでもなくぬれまくってて、ちょっとシャワーを浴びないとやばいっぽい。

「未早、大丈夫? 何かすっ……すいません」

「ん……」

彼の身体をティッシュで拭きながら、それすらも楽しくなってる自分にオエェェェと思った。

未早は、後悔してないかな。

「皐月……」

「はい!」

「また……シよ」

薄目で呟く彼に、手は止まって見蕩れてしまった。本当、エロい……。

「シよう! とりあえず、テスト終わったら即シよう!」

すぐに返すと、彼は子どもみたいに笑った。




先輩にそのBL小説はまだ早いと思います

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

46

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚