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吉田おいちゃん
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突然のことに俺が驚き反応出来ずにいると
仁人は笑いながら俺の髪を少しくしゃくしゃしながらアホ面だ、と呟き
じゃ、とドアを閉めて去っていった。
「佐野さん?大丈夫ですか、車動きますよ」
マネージャーさんの声により
はっとなる、と同時にため息が出る
はーーーぁ、なんなんあいつとぶつぶつ言ってると話しかけられていると思ったマネージャーさんが「はい?」と言うのですみません、なんでもないです。と言って黙った。
それから自宅に着きマネージャーさんにお礼を告げ車を降りる。
部屋の窓からまだ降る雨を見つめ
先ほどのことを思い出した
「ちゃんと寝ろよ」か、きっと疲れてることも寝不足なのも仁人にはお見通しだったのかもしれない。
でも頭くしゃくしゃしなくても良かったじゃん言うて俺年上よ?しかも普段絶対しないくせに、逆に俺が頭ポンポンするときしょいって言うくせに、と考えていると眠気がやってきた。
あぁでも仁人の手あったかくて柔らかかったな
ふわふわ気持ちいい眠気だ。
今なら寝れそうと思い目を瞑る。
まどろみのなかに仁人の帰り際の笑顔が浮かんでいる。
いつもよりキラキラして見えたのはきっと雨粒が光に反射してそう見えただけだ、と思いながら意識を手放した。
コメント
1件
めっちゃ分かる……!年上の主人公が仁人に頭グシャグシャされて「あほづらだ」って言われるシーン、めっちゃキュンとしたわ。普段は絶対しないくせに急に優しくするとかずるい。「ちゃんと寝ろよ」って仕事終わりの疲れたタイミングに言われるの、効くやつやん……。雨の夜の静かな雰囲気にもマッチしてて、最後の「雨粒がキラキラしてただけ」って自分に言い聞かせるとこも、なんか可愛かった。続き気になる!