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「とりあえず、自己紹介した方がいいよな?俺は花山司、ま好きに呼んでくれ」
「司くん、で、俺はチェレイル、勇者で、魔王討伐の旅の途中だったんだけど…ここどこなんだろ?」
そう、俺は何故ここにいるのかが全く分からないのである!
目の前の人も困ってるみたいだし、何とかしてあげたいのは山々なんだけど…俺自身も困ってるから解決策見つけてる暇が…はっきり言って無い。
「あー…はは、俺はこういうのに巻き込まれるのは慣れてるんですがチェレさんは…初めてなんだよな?」
「こういうことに巻き込まれる…?まぁ初めてですね!というか慣れてるって…なんで?」
「それは気にしたら負けなんだよ…。」
気にしたら負けなんだ…?
気にしなくても負けじゃない…???
「というか、この人どうします?拾っちゃったのはそうなんだけど、気絶してて…」
そだ、さっき空から落っこちてきてた子…どもではないな。何があって…?ま、まぁとりあえず
「何があったのかは起きないと聞けないし…とりあえず、休めそうなところ探そ、司くん」
「ま、そうですね…見渡せるところも探しつつ動こう。」
心強い方…司くんだなぁ。
謎はまだまだ残ってるけど、少しずつ解決…しなきゃだなぁ。
〜
拾ったはいいものの、なんかお荷物寄りというか…起き無さすぎじゃないか?青髪の子…どこの誰なんだか。
「とりあえずまぁ、丘の上とかなら何か探し物も上手く行きそうなんだろうけど…」
「……どーにも、大自然しかないな。」
そう、どれほど歩き回っても見えるのは緑色溢れる草原だけ。どうしろって言うんだよこれ。
ため息…つきたくないけど付くしかないのかなぁ…アァ……と思った瞬間。
【ピロンッ】
と、何かの機械音が鳴った気がした。