私は友達が欲しい。
普通の友達ではなく、いつも一緒にいてくれて、いつも話を聞いてくれる。
大事だと思える人。
親友が。
「そういえば、あそこの占いめっちゃ当たるらしいね!」
「あ〜!私この前行ったよ!めっちゃ当たってさ〜!すごかった!!今度行ってみなよ〜」
女子たちが集まっている。
最近流行っている占い屋みたいなところの話をしていた。
少し気になっているところだ。
私は、占いに行くことにした。
「着いた。」
誰もいないみたいだ。
中に入ると、1人占い師さんがいた。
なんでいえばいいのか。このままここにいていいのか。分からないまま突っ立っていた。
占い師さんが「そこに座ってください。」とニコッと微笑み言った。
「あなたは、親友と呼べるような友達が欲しいのね?」
当たっている。コクッと頷く。
占い師さんは言った。
「貴方には、親友。できませんよ。友達もできないかもしれません。」
コメント
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ほんと一話から始めてくれるの尊敬する!