ゥ(リクありがとうございます!)
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「ととー!ひま!!」
「せやなぁ…俺も暇やわ」
いつも飽きないほど騒がしい基地は夏季休暇中の奴らが多く、静かだった。
いつも遊んでくれるコネシマやシャオロンも居なければ、エーミールも大先生も居ない。
「ととーあしょびにいこー?」
「うーん、でも外暑いで?」
「うぅ…ぞむあついのやぁ」
「なんか涼しくて暇潰せる事無いんかなぁ」
何か案は無いか、と適当にスマホで探してみる。
すると、1つの項目に目がいった。
「夏にぴったり家族と水族館…」
「とと?」
「よしゾム、水族館行くか」
「すいじょかん?ととあしょべる?」
「お魚さんいっぱいおる所に行くんやで」
「しゃかなしゃん!!みる!!」
「じゃあ準備して行くか!」
「やったぁ!!」
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車で簡単に行くことの出来る場所にある、人気の水族館らしく人が多かった。
迷子になってしまわないようにゾムを抱っこして、入場券を買い、中に入る。
「お〜」
「しゅごい!きれー!!」
「ほんまやなぁ…あ、ゾムここに小さいお魚さんおるで」
「え!?あ!ほんまや!!」
はーほんまに天使の笑顔は目の保養になりますわぁ…
写真撮ってあいつらに自慢しとこ。
幹部のグループに満面の笑みで魚を見ているゾムの写真を送ってやればすぐに既読が付き、もっと送れと言ってきた。
『動画も頼む』
『写真は後で現像するわ』
『おっしゃ!1人5枚な!!!!?』
「んー?ととぉ?」
「んばっ!?びっくりしたぁ…」
反応の無かった俺を不思議に思ったゾムが顔面を手のひらで叩いてきた。
可愛いし痛く無いけどびっくりするんでやめてもらいたいですねぇ!!
「おしゃかなしゃんかぁいい!」
「可愛いなぁ」
「あ!!ととみて!!!おっきいおしゃかなしゃん!!!」
「うおっほんまや」
それから小一時間ほどで水族館を周り、お土産コーナーでゾムが気に入っていたサメのぬいぐるみを買ってあげ、帰ることにした。
車の中ではサメのぬいぐるみを大切そうに抱えながらすよすよと眠るゾムの姿。
基地には既に相棒となっている某緑色のモンスターのぬいぐるみがたくさんある。そのことを思い出しふふっと1人で笑ってしまう。
「また遊びに行こうな」
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おまけ9
「おー!!!ゾムゥ!!!!!!!…ってそれ!!!!!!!!!!!?」
「ちまー!みて!!しゃめしゃん!!!」
「ちょ、!ゾム!!!!それを俺に近づけるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「平和だな…」
「1番いいことめう!」
「軍人が暇なのはちょっと違う気がするけどね」
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終わり!
いやはや…可愛いな…ちびz…
というかこの連載始めた途端フォロワーめっちゃ増えたの何でだよ()
みんな癒しが好きなのか!?
そうなんだな!!!?
…そうらしい(・ω・`)
コメント
20件
いつも通りの神ですね。 ありがとうございます(?) 投稿楽しみにしてるので頑張ってください!!
じゃあリクエスト良き?
この作品大好きです! ゾムさん可愛い!某緑色モンスターのぬいぐるみ……最高です✨️