※BL要素を含みます
僕と君の間には、透明な壁がある。
明るくてクラスの中心である君と、クラスの端で本を読んでいるような僕。
いくらなんでも対比がひどすぎる。
幼なじみなのに。
「お前って暗ぇよな。」
3年前のこと。君が何となく僕に向かって呟いた言葉が頭から離れない。光景も声も何もかも、脳裏に焼き付いている。
この関係を幼なじみと呼ぶのだろうか。
僕は君を好きなままでいいのだろうか。
…君と僕の壁は、消えないのだろうか。
END.
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