テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
事件の翌日。pnはいつも通り学校に行ったけれど、心の中はまだざわざわしていた。夜、rdに抱きしめられて安心したはずなのに、気づけば何度もrdのことを考えてしまう。
pn(……会いたい)
そう思った瞬間、手が勝手にスマホを取っていた。
pn「rd、今なにしてるの?」
数分もしないうちに返事が来る。
rd「お前のこと考えてた」
その一言で、pnの胸はきゅっとなった。
放課後、rdの家に寄ることになった。玄関を開けた瞬間、rdが立っていて、pnを見て少しだけ笑った。
rd「顔、赤いな。……会いたかった?」
pn「……うん。めちゃくちゃ」
pnは自分でも驚くくらい素直に答えてしまう。昨日のことがまだ頭に残っていて、rdの顔を見ると胸がぎゅっとなる。
ソファに座ると、rdはpnの隣に腰を下ろした。
rd「昨日のこと、まだ怖い?」
pn「怖いっていうか……rdがいなかったらって考えると、ぞっとする」
pnは思わずrdの腕にしがみつく。
rd「大丈夫だよ。俺がいるから。pnを守るのは俺だけだよ。」
pn「……rdがいないと、もうだめかも」
rd「だめでいい。俺だけ見てて。」
rdはそう言って、pnの頬をそっと撫でる。
しばらく黙って抱き合っていたが、rdがふと口を開いた。
rd「ねぁ、今日の学校で男に話しかけられてたでしょ。あれ誰?」
pn「え……同じクラスの子だけど……」
rd「……気に入らねぇ、。」
rdの目が少し鋭くなる。pnは笑って首を振った。
pn「大丈夫だよ。僕が好きなのはrdだけだから」
rd「ほんとに?」
pn「ほんと」
そう言うと、rdの顔が少し緩んだ。
rd「じゃあ証拠。俺だけのものだって、今言って。」
pn「……rdだけのものです」
その言葉に、rdは満足そうにpnを抱きしめた。
rd「よし。pnは俺の。他のやつに笑いかけんな」
pn「……嫉妬してるの?」
rd「当たり前だろ。ぺんちゃんは俺だけ見てればいい」
rdの声は独占欲でいっぱいで、pnの胸は甘くしびれていった。
pn「……わかった。rd以外見ない。だからもっとぎゅってして」
rd「いい子。離さないから。」
そう言ってrdはpnを強く抱きしめる。pnは目を閉じて、その腕の中に全部委ねた。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!