「ッピ〜!さあやちゃーんッピ!」
「何の用?どっか行けよ」
「え、あ、ご…めんッピ…」
「…怪物が出たんだッピ…!倒して欲しいッピ‼️」
「なんで私が?」
「お前が行けばいいだろ」
「いや、僕、非戦闘キャラだから…
無理ッピ! 」
「ふーん。私優しいから行ってくるよ。 」
「ありがとッピ‼️」
(怪物を倒しに出発🚗)
「プリキュアさーん。こんにちは😊」
「吾輩の名はカマエルだ!!!」
「へぇ〜。そうなんだ。」
「ちなみに私の名前はさあやよ。」
「カマエル君ね。倒してあげる。」
「ってその前に‼️
さあやっー朝ご飯しっかり食べたかしら????💢」
え、?カマエルの性格がお母さんモードになってる?
「いや…食べてない…」
「しっかり食べさない‼️💢
そして顔はしっかり洗ったのかしら!??💢」
「洗ってない…」
「全く不清潔な‼️下品ね‼️💢
そしてさあやーー!!」
「なっ何…?」
「学校遅刻するわよ‼️
早く行きなさい!!!!!!💢」
「… 」
もしかしてこいつの名前がカマエルだから、かまっているの???
(変身前)
「…うざいね。カマエルさんよ。 」
さあやが静かに前髪をかきあげ、冷たい目をする。
「そろそろ——–処す」
「そんなに物騒なこと言うなよ?!!💦」
カマエルの声が裏返る。
が、もう遅い。
てか急に性格戻ってんじゃん。
もうお母さんモード終わったんだ。
「……………ビリッ…ビリビリッ…⚡️⚡️」
「はぁーーーー!!!!」
さあやの制服が風を巻き込み、ゴゴゴゴゴと謎のオーラが立ち寄る。
「変身、開始ー‼️」
「ビリッ…ビリッ…ムキムキッ💪💪」
「ビリーッビリッ…ムキムキィーー!💪」
「どこからかマッスルミュージックが流れているだと?!!!」
カマエルは耳を塞ぐが、
周囲はすでに筋肉サウンドが大音量で鳴り響いている。
🎶「マッチョマーン!俺が俺が俺が変わる〜ッ‼️‼️‼️」
「さあや、じゃなくて”さあや兄貴”になってんだけど💦‼️」
ドォォォォォォァォン‼️‼️‼️‼️‼️
筋肉で制服が弾け飛び、謎のマッチョポーズが爆誕!!
「…魔法少女俺!ここに降☆臨!!💪🏻」
ポーズを決めながら、後光が差す。
「いや、誰だよ‼️魔法少女って言ってんのにゴリッゴリの男になってんじゃん‼️‼️」
「性別のジャンルが迷子になってんだよ!!」
さあや兄貴がにっこり笑うと、親指を立てた。
「性別の壁も越えてこそ、真のヒーロー✨️💪」
「いや、知らんわ‼️」
(戦闘開始)
「いくぜ、まずは軽く—-」
「スライムアタック‼️」
ネッバネッバッのスライムが衣装にべっちょり。
「うわっ?!衣装が‼️」
—-と、思いきや。
「ペロッ👅………ほう、プロテインの味がするな💪」
「食うなぁぁぁぁーーーー!!!」
カマエル、目が点。
「こ、こんな奴、初めて…」
「でも、いくぜ!第2回目の攻撃‼️」
「チョコミント🍫よりも 犬のフン🐶、攻撃!」
ボブん!
空中で舞い散るチョコミントアイス…の見た目をした犬のフン(たぶん)が降ってくる。
そして、さあや兄貴は…
「…ペロリ。ほぉ。これは…」
「甘さと苦さが融合してあり、とても美味しいチョコの味になっているな。💪🏻」
「素晴らしいと思うぞ👏💪🏻カマエルよ。💪🏻」
「食べるなぁァァー!!!!
きたなぁぁぁぁぁあい‼️‼️‼️」
(さあや兄貴のターン)
「次はオレの番‼️💪🏻💪🏻」
さあや兄貴が拳を天に打ち上げる。💪🏻
「必殺‼️アンパーンチ💪🏻もどき‼️」
「名前が堂々とパクリなんだよ!!」
ズドォォァァオォォオン‼️‼️‼️
「ギャーーーーーーー😱」
地面に倒れ込み、白目をむくカマエル。
「処したぜ☆💪🏻」
(そして突然アナウンスがなった)
「…プリキュアの衣装は全部貸衣装と
なっております。」
「汚損、破損などの修繕費、買取料は
自己負担となりますのでご了承ください」
「…おいおい、まじかよ兄弟…💪🏻💪🏻」
「最悪かよ!兄弟!💪🏻」
「汚しちまったぜ?!兄弟‼️💪🏻」
「そうですか。ならば買い取って下さい。」
「金額は…58万円です。
そして新しい衣装を借りるには、
5万円 掛かりますので、きちんと払って下さい。」
「 …………処す…。💪🏻」
「やめて下さい。💢」
コメント
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まじじゃーんw 変身したらまじでムキムキマッチョになってるじゃんwwめちゃ好きw 何よりカマエルの性格がめっちゃおもろw