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「さてさて加蔵くん!君たちには任務が届いてるんだ!」「きみたち…?たちってどゆことですか」
「そりゃあ一人で闘霊するのは危ないから、他の生徒も同行させる。」
「なるほど、」
急に川原先生から話しかけてきたと思ったら、初の任務だ…!誰かと同行できるとは言え…俺大丈夫かな…。
「んじゃ、メンバー紹介!
1人目、三鈴くん!」
「よっ!よろしく」
「2人目、上上ちゃん!!」
「ちゃん付けで呼ぶな…気色悪い。…よろしくな、加蔵。」
「あはは、ごめんねぇ…。
そ、そんで、加蔵くんの3人で、行ってきてほしい!」
「えと、階級ってどんなもんなんですか?」
「階級は中霊!とりあえず中級用の緑(ろく)を持たせとくね〜。たぶん3人なら全然祓えると思う!んじゃ、頑張ってね〜!」
「緑…?」
「緑ってのは霊を見つけるための探知機みたいなやつ。こいつが光ったら、霊が近くにいるってのがわかるってこと。霊は見えても気配が全くしないから、この緑を頼りに進んだらいけるよね〜って話よ。」
やっぱ三鈴なんでも知ってるな…
「校内には全階級用の緑が置いてあるらしいよ。この前の祟が出て推定できたのは、祟用の緑が光ったから、なんじゃないかな。」
三鈴って何者…?
「まぁ光ったらボコせってことだろ?早いとこ光ってほしいところ。」
上上は余裕そうだな…。
「…そういや、上上の憑依霊ってどんな感じ?」
「見たほうが早いな…。」
そういった途端、デカい腕が下から生えてきて、俺らを持ち上げて、高速で進んでいる。
「これが憑依霊の能力。体の一部を切り離して巨大化させたものを空間から出すことができる。」
強っ
「なんか私に憑依してる奴がバラバラ殺人の連続犯らしくてさぁ…死刑にされたあとなんか私に乗り移ってきたっぽいんよね。んでそいつの能力がこれだったんだと。」
なるほど、恐ろしいな…上上一人でよかったんじゃね、?
「あ、光った…。」
「は??まじか!?」
「落ち着け加蔵。相手は中級。死にはしねぇよ。」
「とはいってもさぁ……」
「まぁまぁ、…。これが光ったってことは近くにいるんだろうけど、いくなくね?」
「そうだよな、いない、いないであってくれ…」
「チッ…早くぶち殺してやりてぇってのによ」
「いや相手はもう死んでんだわ」
フォフォフォフォフォ…、
なんだ…?変な音とともに、嫌な感じがする、。
「加蔵よけろ!くるぞ!」
ドガッ…
くそ…食らっちまった…
相手は霊力をエネルギー弾みたいにしてぶっ飛ばす能力らしい…。左腕が簡単に消し飛びやがった…!これで中級……??
「…治癒…!」
だが大丈夫だ、治癒でなんとかなる!
「「神ニ告グ。霊媒器具死蓮華ヲ我ニ与エヨ。」」
あ、三鈴の姉ちゃんが使ってたやつ!
「加蔵!お前を援護する形で俺は弾丸を切り捨てる。上上と一緒に、やつの間合いにいけ!」
「「了解!!」」
だんだんと間合いを詰め、走り抜いた。三鈴がすごい、あの量のエネルギー弾を何発も弾き飛ばしてる、
「回復矛盾、血壊!」
…くそ、外した、!
この技は相手が立ち止まってることを前提とした技だった…。ならば遠距離で、動いてても打てる技…!流し込める血液…!
『怨固血針(おんこちしん)!!』
フゴォォ…
「動きを止めたぞ!…俺の針で固定してる!」
「あぁ、でもエネルギー弾の数が多すぎる!俺じゃ対処できねぇ!」
「私がやる…!『隕拳(いんけん)』!!」
上から拳が降ってきた。しかもクソでけぇ!!
ズドォォォォン……
聞いたことない地響きが鳴り、目の前は砂ぼこりでいっぱいになった。上上…すげぇ…、
「ナイス加蔵!」
986
みこと
83
しばふn
1,318
154
え、褒められてる…?
「お前が止めてなかったら、あいつに隕拳をぶつけることができなかった。」
「見事、3人の力で祓えたよ!」
うぉぉ、すげぇ…やった……。
「あ、緑まだ光ってね?」
フォ……グフォ……
まだ祓えてない…!?
フォフォフォ、「ハラエテネェヨ!」
!?喋った!??
「……てめぇ!糠喜びさせやがって!!ぶち殺すぞクソ野郎が!!」
「上上、落ち着け!挑発に乗るな!」
『巨蹴(きょしゅう)!!』
華麗に避けた、霊が…!てっきり俺は霊には頭脳なんかないと思ってた…。そんなことは無いのか……
「こらてめぇ!!死にたくなきゃこっち来やがれ!こっちに来たとて殺すけどなぁ!!」
あの霊はなんだか分からないけど死ぬほど早い。霊はみんなこんな速度で動くのか…?
「「神ニ告グ。我ラヲ対象ノ場所へト、瞬間移動サセヨ。」」
そう三鈴が唱えた瞬間、俺らは奴の目の前に瞬間移動した。
「三鈴お前、こんな事できたのか!」
「こんくらい朝飯前よ。っしゃ行くぞ!」
…、?あれ、、
「霊が、消えた、?」
「……あ〜おいおい霊媒師さんたち、俺のフィールドで何やってんのかな。」
「あ…?っるせぇよどけや!ぶっ殺すぞ!」
「はぁ…。めんどくさい女の子だね。残念だけど、君じゃあ僕は祓えない。」
「私が誰かを知らないようだな……なぁ!?」
「まぁまぁそんなに怒らないで。僕の名前は遺窯(いがま)。僕は人を呪い殺すのが、霊一倍大好きなんだ。君たちはどんくらいの強さなんだろうなぁ…。」
「なぁ、こいつ、まずいんじゃ……」
「加蔵。こいつは強いが、かなわない相手じゃない……はず、わかんないけど、やるしか道は無さそうだよ、上上がやりたそうだし…、無駄にここでやりたそうだし……」
「おめぇら聞こえてっからな……」
「あ、そうだ!僕がどんくらい強いか知りたい??ねぇ、僕の階級、知りたいよね!!」
「心底どうでもいい。早く死ね。殺すぞ」
「おっとおっと、冗談はよせよ?僕はもう数年前に死んでるから。…そんなことより階級だよね。」
「…?!まさか、お前…!」
三鈴は恐怖の顔で見ている。
「気づいた?僕の階級は…
超級だよ。 」