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🎲「それ口説いてんの?」
葛葉は医務室の扉を開けnqrseに冷たくその言葉を放つ。片方の肩にはローレンのベースを背負っている様子だった。
🍥「歌詞のアドバイスだよ」
🍥「ローレン、本番はこんな感じで」
🗝「あっ…なるほど」
ローレンは小さい声でそう納得する。
🍥「熱はまだちょっとありそうだけど、」
nqrseはローレンのおでこに手を当てそう言う。
🎲「今日のリハはもう終わったから、帰ろ?ローレン。」
葛葉がローレン手を掴むと、リハから帰ってきたイブラヒムと不破湊が部屋へと顔をだす。
💧「ずは、マネさん車の準備出来たって」
イブラヒムと不破湊が到着し、せっせとローレンを背負っては帰る準備をする。
🥂「nqrseちゃんもロ ーレンのこと見とってくれてありがとな」
ローレンを背負った不破湊と、2人分の荷物を持ったイブラヒムが部屋を後にする。
そこに続こうと葛葉も部屋を出ていく。
🍥「いつから盗み聞きしてたの?」
🎲「…」
🍥「確かめようとしてた?…悪趣味」
🎲「悪趣味なのはそっちだろ」
葛葉はローレンのベースを背負いイブラヒムと不破湊の後ろを着いていく。
マネ「ローレンさんの荷物までありがとうございます、!」
🎲「あいえ、お気になさらず」
🎲「明日もよろしくお願いします。」
🎲「じゃあ、」
💧「あれ、ずはも乗らないの?」
🎲「俺は、一人で帰るよ」
マネ「乗って行きますか?」
🎲「ん?え?」
🎲「良いんすか」
マネ「ローレンさんと同居してらっしゃるんですよね」
マネ「全然大丈夫ですよ!」
マネージャーはイブラヒム達の友人ということも知っており、特に問題があるとは思えなかった。
🎲「お、お言葉に甘えて…」
葛葉はローレンの隣の席に着き、シートベルトを引き出す。窓にもたれて赤く目を腫らせたまま寝ているローレンの体温を確認する。
どんなに一緒にいても、気持ちを確かめ合っても「その時」が終わったその瞬間からその言葉や行動は確実性を持たない。今までそうだったからきっとこの先もそうだろうなんて単純な約束や言葉、思い込みは不安な未来への安心材料でしか意味を見出だせないからだ。好き故にそんな不安を抱えて抱え込ませる。
そこから来る嫉妬、毒占欲に駆られている俺やローレンはいつになったらこれに解放されるのだろう。人間関係は脆く壊れやすくヒビが入りやすい。些細な言葉、行動ひとつひとつも好きだから意味を持たせ探ってしまう。そんな第三者の行動や発言、自身の思い込みや憶測で頭をいっぱいにしてしまう俺はどうすればいい?
時間が経てばこの不安はいつか消えてくれる?真っ直ぐで純粋な好きだけで十分だって、そうローレンのことを愛してあげたかった。