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sxxn紫×緑の腐向け小説となっております。
地雷等の自衛は各自でお願いします。
以前のリレー放送で黄色さんの配信から思いついたものです。黄色さんの配信時の口調そのままではありませんし、紫さんの口調迷いがちです。
『彼女より仕事優先してそう。
仕事、メンバー、彼女の順で優先しそう。』
リレー放送中、そんなふうにリスナーからの俺へのクズ男ポイントを集計された結果を元に読み上げていく黄色。
次は全員での枠だから、そんなに時間があるわけではないけれど、この面白い内容の放送を聞く余裕はある。
失礼な奴らだな。俺だって恋人大切にくらいするわ。
リスナーに俺のことわかってねぇななんて悪態を心の中でついてみる。
ちらりと横を見ると音を立てず、立てることが出来ず静かに笑っている緑色。
『言われてるよ、いるまちゃん』
「うるせぇ、偏見にも程があんだろ。」
からかうようにスマホの画面を見せつけてきたので思わず噛み付いた。
俺のことなんだと思ってんだよ。
『確かに。現にこうやって俺との時間大切にしてくれてるもんね』
にっこり。
画面の文字と微笑むすちに口元がニヤける。
「当たり前だろ。こんな可愛い恋人ほっとくやつがいるかっての。」
『俺のこと大好きじゃん』
「今更かよ。愛してるに決まってんだよ。」
満足そうに目を細めたすちはスマホを置いて俺の肩にもたれかかった。
悪ぃけど、俺はメンバーより、活動より、仕事より、リスナーより、今は、今この瞬間だけは恋人のすちを大切にしてぇんだ。
みことの放送に声を出さずケラケラ笑うすちを見て俺もみことの放送に耳を傾けた。