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「お、ようやく起きたか」
天井だけの視界からひょっこりと顔をのぞかせた人物は紛れもなく最近見た顔。そう。ぐちつぼだった。
「うわっびっくりした…」
「なかなからだおが起きなかったから、勢いでなかった客室作れっちゃったよ」
「ゑ?」
俺が立ち上がってあたりを見渡すと、そこはよくあるイスが2つ並んでて、机が真ん中にあるタイプの客室だった。
「お前…すげぇな?」
「だろ?」
「流石に関心したわ」
「もっと褒めてくれても良いんだぜ」
そういい、鼻を十分に伸ばしてご機嫌な彼に俺は口を開いた。
「あのさ…ぐちつぼ、お前あのあとどうやって勝ったの?この感じ逃げてきたってことだろ?」
「いや、それに関しては俺も不思議なんだよ!土ぼこりが消えたら全員倒れてたって感じでさ!」
「え?お前が全員倒してんじゃないの?」
「そんなわけ…」
その中ぐちつぼは思考を巡らせた。
(あれ?これ俺がやったってことにしたら株バク上がりじゃね?)
「いや、実は俺が全部片付けてやったよ!」
「おお!すげえ。んで、どんな風に倒したんだよ」
「えっと…まあ全員峰打ちってとこだ!」
「強かったんだなお前」
「いや、それはまあ元からと言うか…」
この言葉だけは嘘偽りがなかった。何を隠そう、実際はあの場であの二人を殺すことなど容易いものであった。なぜかというと、化け物は平均的な戦闘能力が人間よりも高く、仮にも限界国も化け物の国ではあって、その国の幹部の一人であるためだ。
「ふーん…見直した」
「え?今まで信用してなかったってこと?」
「いや、信用はしてたけど、安心はしてなかった。弱そうだし」
「おい!俺一応化け物やが?!」
「まぁまぁ…」
賑やかな雰囲気の中強い勢いでドアが打ち破られた。そこに立っていたのは一人の女性…?のようなひとだった。
to be continue…
おつぬ〜
裏話をここで1つ。
一番最後のto be continue…はわざわざ作者が英数表記に変えてちゃんと打ってるぞ!