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「ぐちつぼ!お前なんで勝手に”人”入れてんの!」

「ん?だめだったか?」

「そりゃそうでしょ!みんな国の中だったら、化け物の姿しながら歩いてたりするんだから!」

「いやぁ、でも一応仮にも命の恩人だぜ?」

「化け物を守る人間?日常国の出身の子?だとしても国に入れるなんて…限界国の幹部としてどうなの!」

「まぁまぁ、俺等がこの姿なのに切りかかってこないってことは大丈夫だろ?」

「いや、自分たちに危害が及ばないとしても、情報を他の国に…それこそ我々国とかにバラされたらどうするんだよ!」

「うーん…他の国に限界国のこと口外しないって約束できるか?らだお」

「まぁ、別に行っても言わなくても自分は何も危害がないので言われたならまぁ。」

「大丈夫かなぁ…ってかこの子が最近噂のらだおくん?」

「そうだぞ!」

「最近噂なんですか?」

「そりゃそうだよ…あの天下の運営国が死にものぐるいで守ってるんだから。そういえばらだおくんはここに居て大丈夫なの?」

「なんでですか?」

「だって…」

その瞬間その部屋の窓が開け放たれた。

「らだお!此処におったんか!」

「ほら、迎えが来たよ」

「お前急にどっかいくから心配したんやで!限界国にいたんか」

主)因みにらだおくんがいなくなったのは2日間ぐらいです

「よくわかりましたね」

「いやぁ俺だっていろんなとこ飛び回ったんよ…らだおに念には念をでGPSつけとったはずなんやけど、それが壊れとってな…」

「らだおはもう迷惑かけんじゃないぞ!きょーさんだって忙しいんだから」

「あの、知り合いなんですか?」

「まぁ知り合いなんですかも何も、強い装備やら武器やらを提供してるのはこの、限界国だからな!」

満面の笑みでぐちつぼはそういった。

「まぁこいつは何もしてないですけどね?」

「おいっ!息してるだろ!」

「まぁ強いて言うなら迷惑かけてるぐらいじゃない?」

「きょーさんまで?!」

「w」

俺は楽しそうな彼らの雰囲気を見てクスリと笑った。

「あー!お前笑ったな!」

そんな調子でしばらくの間談笑したあと、俺はつかれて眠ってしまった。


きょーさん視点

「あ、らだお寝てもうた…」

「まぁ今日は泊まってったらどうすか?きょーさんも羽、休めたほうがいいでしょ」

それ、と言いながら俺の汚れてしまった翼を指さした。

「じゃあ他の人にも共有しときますよ。部屋ぐらいはすぐ作れると思うんで」

「おう…すまんなたらこ、ぐちつぼ。」

「困ったときはお互い様ってことよ!」

その後一言二言交わして俺はらだおをおぶって用意された部屋にいき、用意されたベッドにらだおを寝かせ、その隣のベッドに俺もすぐ、寝転んだ。

(あ、運営の皆に泊まるって伝えなあかんなぁ…まぁGPSでわかるし、大丈夫か…とにかく、らだおが無事で良かった…)

そんな事を考えながら、俺は深い眠りに落ちた。


??視点

「院長〜!」

「ウワッびっくりしたぁ…なにー?」

「こんなに患者がいっぱいいるのに、ベンチで寝てるんじゃないですよ!もしかしてガチ寝でもしてましたか??」

「ごめんごめん…ガチ寝してた」

「はぁ〜院長いるのに患者減らないなって思ったら、そうゆうことですか…」

「いや~まじすまん!」

「そんなに言うなら今回は見逃しますけど、次からは…」

「わかったわかった!今回で最後!」

「もうほんとに頼みますよ?」

「任せろマジで」


おつぬ~

化け物がいるセカイ。

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コメント

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1話目て言ったけどバナナ美味しいよね。分かる 続き楽しみにしてます頑張ってください。(๑ •̀ω•́)۶ファイト!!

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