「ええっと…鍵、かかってるな…」
久慈先生と屋上のドアの前まで来たが、ドアに鍵がかかっていて、入れなかった。
「でも、心配ないよ、松村先生」
「………?」
久地先生はニヤリと笑った。
次の瞬間、久地先生はその長い美脚でドアを蹴った。
「ドーン!」
「えっ……!!?久地先生…!?」
ドアが大きな音をたてて外れた。
「松村先生との時間を邪魔するものは許さない。たとえドアだとしても、ね。」
「久地先生…!僕のために…!」
ドアを壊してしまったため校長先生に呼び出しをくらいそうだが、今はそんなことを考えない。
「さ、入ろうか」
そして屋上に足を踏み入れようとした瞬間。
「誰ですかっ!!?」
聞き覚えのある女の声がした。
今のは…。
元ベテランキャバ嬢日々…、!?
(第11話に続く!)
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