こんにちは!るりです!
今回人生初ノベル挑戦&初コンテスト出場します!
しむねさんのコンテストの黒桃♀部門です!
このお話は🎲様の黒(🦁)さん主人公です!
!!注意!!
桃さん女体化です
桃さんと黒さんは付き合ってます
🎲メンバータヒぬorタヒんでます
ご本人様は関係ございません
誤字脱字注意
地雷さん、苦手な方はブラウザバックお願いします
本編どーぞ!!
これはちょうど深夜零時頃の話。
「パチッ」
集中治療室のライトが消えた。
中から医者がこっちに向かって歩いてくる。
どうか無事でいますように。
医者「獅子王さん。」
黒「はい。」
医者「、、、最善を尽くしましたが救えませんでした。大変申し訳ございません。」
黒「いえ、大丈夫ですよ、、ありがとうございます。」
医者「辛いですよね、大丈夫ですか、、?」
黒「大丈夫ですよ。俺は強いんで。」
「ないこに会うことはできますか?」
医者「はい、大丈夫ですよ。ご案内しますね。」
黒「ありがとうございます。」
医者「こちらの部屋です。」
黒「ありがとうございます。」
医者「失礼します。」
俺の目の前には大好きな彼女がおった。
お互いに愛し合って、支え合ってとても良好な関係を築けてたのに。
なのに、なんで?
彼女はなにか悪いことをしましたか?
何かタヒに値するようなことをしましたか?
なんであんなにいい子がタヒなないといけないんですか?
もし神様がいるなら、また彼女に会わせて下さい。
大好きな彼女にまた会いたいです。
ないこ、絶対会いに行くからな。それまで待っててな。
俺の大切な人はみんなおらんくなる。
りうらやまろは俺の目の前で車に轢かれ、
ほとけと初兎は遊びに行ってる先で火事にあった。
去年4人ともこの世を去った。
俺はただただ辛かった。
仲が良くて大好きな親友を1年間で4人も失ったんやから。
きっとないこも辛かったやろうな。
なのに、俺をずっと慰めてくれた。
どんな時でも優しくて、、とにかくいい子やった。
彼女であるないこがいてくれることが唯一の救いやった。
でも、ないこもタヒんでしまった今、俺に生きる気力はない。
黒「なぁ、ないこ。タヒんじまった4人の分も一緒に生きようって言ったやん、、」
黒「ないこ、、返事してや、、」
彼女の暖かかった手は冷え切っていた。
黒「また一緒に笑い合おうや、、」
「ポタッ」
俺の目から一筋の涙がこぼれ落ちているのがわかった。
俺の涙は俺の頰を伝い、ないこの頬に落ちた。
黒「俺より先に逝くのはおかしいやん、、」
ただただ俺は、俺とないこ以外誰もいない病室で泣き続けた。
あれからどれくらい泣き続けたんやろうか。
落ち着いた時には深夜の2時を回っていた。
やっぱり大好きな彼女の手は冷え切っていたし、息もしていなかった。
黒「ごめんな、、俺のせいやのに。」
そう、ないこがタヒんだのは俺のせいだ。
これはないこがタヒぬ数時間前の話。
桃「アニキ!」
「アニキの家行ったらオムライス食べたい!」
黒「ないこのために作ったるわ!」
ないこと一緒に出かけていた。ただそれだけやったのに。
人「きゃー通り魔よー!!」
その時、通り魔と言われていた人が刃物を持って、こっちに向かって走ってきた。
俺は理解することができんかった。
桃「アニキ危ない!!」
「ドンッ」
「グサッ」
「バタッ」
黒「え?」
俺の目に映ったのは心臓の辺りを刺されて、倒れていたないこの姿だった。
黒「ないこ、、?」
白「アニキ、、もう多分最後だからさぁ、、これだけ言わせてよ、、」
黒「ないこ!」
それからのことはあんまり覚えてない。
気がついたら病院の集中治療室の前で立ち尽くしてた。
ってこと。
今日はとりあえず帰ることにしよ。
俺は病室を出て、家に向かった。
家についてからも泣いた。
俺は泣き疲れたのか眠ってしまった。
1995年1月17日5時46分52秒。
この瞬間は絶対に忘れない。
俺は息を引き取った。
長いようで短い人生やったな。
ないこがいてくれたから幸せな人生やった。
赤「アニキ」
水「アニキ」
白「ゆうくん」
青「アニキ」
少し歩いていると大好きな声が聞こえてきた。
桃「あ!アニキ!」
黒「ないこ!」
桃「もうこっちにきちゃったんだ〜」
「まあ地震だから仕方がないよね!」
「またみんなであそぼ!」
黒「おう、、」
また俺の目から涙が流れてきた。
みんながいること、そして、ないこがいることが嬉しい。
黒「これからも一緒やな!」
桃「うん!」
黒「それから、守ってもらってごめんな。これからは俺が守るから。」
桃「ふふっありがとう!」
黒「あと、俺の方が大好きやからな!」
桃「私も負けないくらい大好きだから!」
涙を流しながらニコッと笑ってやった。
そしたら誰よりも輝く笑顔で笑い返された。
やっぱりないこにはかなわんわ。
赤「あ!こんなところにいたー!」
青「アニキもないこもめっちゃ探したんやからな!」
白「2人ともおるやん〜」
水「ちょっとみんな早いって〜!」
3人の後ろからほとけが走ってきた。
雰囲気は生きている時から変わってないみたいやなw
黒「そういえば思ってんけど、ここどこなん?」
よくよく考えたら、大きい地震で崩れた家の下敷きになり、目を覚ますとここにいた。
ないこも俺がタヒんだ理由を知ってたしここはなんなんやろう。
桃「私も良くわかんないんだよね〜」
ないこの呑気な答えはいつも俺を安心させてくれる。
赤「ここは簡単にいうと天界かな?」
青「タヒんだ人たちの空間で、地球の状況も見ることが出来んねん。」
白「そうそう、やからアニキとかないちゃんのタヒんだ理由がわかんねん。」
桃「なるほどなぁ」
黒「なんかすごいなw」
やっぱこいつらとおるとおもろいわ。
大事な大事な親友にまた会えて良かった。
なによりも大切な彼女にも会えて本当に良かった。
黒「これからはずっと6人一緒な!」
🎲-黒「もちろん!」
大好きな貴方end
阪神淡路大震災が起きてからちょうど30年だったので、少し入れさせて頂きました!
阪神淡路大震災のみならず、自然災害に被災した方々に幸がありますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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