コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
今回我々だからシャオロン入ります!
前にむつーさんが「沼男は誰だ?」をやってたと思うんですけど!
まじ神作品なんで見てください!
そっからシャオロン(春)としにがみくん(ミミ)ちゃんを出そうと思います!
まぁミミちゃんは女の子ですが、中身が男の子なので許してください!
あと今回は話の続きの創作です!あくまでもご本人とは関係ありません!
あとめっちゃネタバレみたいになるんですが、最後にミミちゃん達は別々の道を歩むので、そのあとから始まります!!
詳細はちゃんと1からむつーさんを見てください!!
あと!今回まじBL要素ないです。
mi→しにがみくん ha→シャオロン
今回は話し言葉が多くなります。
mimi side
mi「春、どこ行ったんだろぉ…ッポロポロ」
春の消息が不明になってから約1年が過ぎた。
がまごおりさんが捜索を続けてくれるも手掛かりは一切なし。
私以外の全ての人間が諦めていた。
今日もいつもと変わらず春を探す。
いつもは春がいれてくれたコーヒーを飲む。
なんだか懐かしい味がした。
今日、春に出会えるような気分になれた。
ha side
ha「ミミ、何してるかなぁ」
俺がミミの前から姿を消して約1年が過ぎた。
ミミの所に戻ろうとなんども思ったけれど、それでも俺の正義とミミの正義は違う。
結局はまた1人で家の中に籠る。
でも何となく外に出たくて、家を出る準備をした。
今日、ミミに会えたらいいな。
mi side
コーヒーを飲んだあと、外に出た。
今日は春に会いたい気持ちが一段と強くて、体も足取りが軽いような重いような気がした。
遠くの繁華街まで足を運んで、今日も聞き込みを始めた。
でも報酬はゼロ。
だんだんと手掛かりも意味をなさなくなってきた。
その時に見覚えのあるピンクの髪が見えた。
胸がカァッと熱くなり、急いで走った。
春!そう呼び止めるとピンクの髪の人物がこちらを向いた。
春だった。
春に会えた。
その途端涙が止まらなかった。
でも、春は走ってしまった。逃げるかのように。
履き慣れたスカートをなびかせて急いで追いかけた。
そして捕まえて、私の得意な頭突きをした。
春はすぐに倒れた。
mi「春!大丈夫?」
ha「…いったぁ、ッ」
ha「なんで、ここにいるの。」
mi「春を…探して…ッ」
会いたかったはずなのに、全てを否定されて、会いたくなかったみたいに言われた。
ha「もう1年くらい経ったね…笑」
久しぶりに見る春の笑顔は凄く輝いて見えた。
mi「もう、ッずっとどこ行ってたのよ…ッ!」
ha「ごめんね。」
mi「ねぇ、春。戻ろう、?」
ha「……ッ」
お願い。どうか首を縦に振って。
願いとは裏腹に春は「ダメだよ。」とつぶやいた。
mi「私、春に戻ってきてほしい。」
ha「ダメ。ミミにはミミの正義があるでしょ。」
mi「もう、春がいないと正義なんて…ッ」
mi「いらない、ッ。」
私がそう言うと春は今まで見た事ないくらい目を見開いてた。
だって、正義を貫いてきた私が正義なんていらないって言っちゃえば春が姿を消した意味はなくなる。
そうしたら春は戻ってきてくれるかもしれない。
ha「ミミ。俺のために自分を壊しちゃダメ。」
mi「壊してなんかない、ッ!」
ha「探偵でもやめるっていうの?」
mi「それで春が戻ってきてくれるなら、私はそれでもいい。」
mi「春に、戻ってきてほしい。」
ha「ごめんね。昔の俺はもうないよ。」
mi「私が思い出させるから…ッ!」
ha「それでもダメ。」
春は頑なに私の提案を聞こうとはしなかった。
何と言っても返事はダメ。
春は、どうしたいのかな、
mi「私、春に伝え忘れてたことがあるの。」
ha「…なに?」
mi「ここじゃ言えない、。」
ha「何それ。どこなら言えるの。」
mi「事務所。」
ha「……事務所?」
mi「もっかいあの場所来てよ。」
ha「なんで事務所じゃなきゃいけないの。」
mi「事務所の方が、、心が軽いの。」
ha「え、?」
mi「春が…そこにいるように感じられるの…ッ、ポロポロ」
ha「……ごめん。ミミ。」
ha「とっとと事務所へ行って俺は帰る。」
mi「……ッ」
ha「でも、ミミが何て言おうと俺はもう帰らない。」
ha「いや、帰れないんだ。」
mi「早く、行こっか…ッ。」
涙しかない顔を無理に笑わせて歩き出す。
久しぶりに春と隣で歩いた。
なんだか懐かしい気分。
でも、確かにそこに苦しさはあった。
でも、それも全部私達の思い出。
春に思い出してほしい。
事務所到着
mi「入って。」
ha「久しぶりだなぁ。部屋何にも変わってないね笑」
mi「触ったら春がいた記憶が薄れる気がして……」
ha「そっか。」
ha「それで本題は?」
mi「1年前、春が出ていくあの日に。」
mi「春に、好きって伝えられなかったの。」
ha「ミミは俺のこと好きなの?」
思いっきり首を縦に振る。
春は笑い始めた。
ha「それはダメでしょ笑」
春は両手で顔を覆い、見せてはくれなかった。
やっと顔を上げたと思ったらなぜか春は赤面していた。
mi「なんでそんなに真っ赤なの笑」
ha「はぁ〜、。」
ha「あのさ、好きな子から好きって言われて真っ赤にならないやついないから。」
mi「それって、!」
ha「俺もミミのことは好き。」
ha「ミミが俺の事好きになる前から、多分ずっと。」
ha「おかしいね。こんな奇跡あるんだ笑」
mi「確かに笑」
mi「ねぇ、春。もし、このままでいたい言って言えば怒る?」
ha「怒らないよ。」
mi「私ともう一度過ごそう?」
ha「それはできない。」
mi「………」
ha「でも、たまになら会おう。」
mi「ほんとッ⁉︎」
ha「うん。また1年探されるのも嫌だしね」
ha「家はバレたくないから、月に1回か2回、会いに行くよ。事務所にね。」
mi「待ってる。」
ha「今日はまたね。」
mi「うん。」
mi「春!大好き!!」
ha「俺もだよ、笑」
〜完〜
〜おまけ〜
mimi side
事務所のインターホンがなる。
今日は月に一回の春が来る日だ。
元気よくドアを開ける。
「やっほー」と言って手を振る春。
春もそんなに長くはいられなくて2時間くらい。でもそれでも私にとってはすごく貴重な時間だった。
ha「ミミ、 」
mi「春ー!待ってたよー!」
ha「もう俺、ここに来るの最後にする。」
mi「え?」
予想外の言葉に私はいろんな感情がぐっちゃぐちゃに混ざっていた。
春は私といたくないのか。
それでも理由はあるはず。春に理由があるなら、それは私が諦めなければいけないかもしれない。
それだけ言って出て行った春。
mi「バッカじゃないの…ッ」
mi「いいわよ!このミミが見つけてやるわッ!」
そう。涙でぐっちゃぐちゃになった顔でいう。
春は私の心の中にいるような気がした。
愛してるよ。
〜完〜
長くてすいません。