え「ふはぁ‥」
誰もいない通り道
私は一人でぼちぼち歩く
私はえと
吸血鬼の一族
私はもともと人間と吸血鬼の間から生まれた人間
お母さんは、日光にあたってもよい
牙はなく、鏡にちゃんと映る、死ぬ
人を吸血鬼にできない、傷口はすぐに治らない
お父さんは、日光にあったたらだめ
牙があり、鏡に映らない、死なない
人を吸血鬼にできる、傷口はすぐ治る
お母さんは、普通の料理を食べ
お父さんは、血を吸う
などとハーフし、
日光を当たっても死なないし鏡にもうつれる
肉体もちゃんとあるし、ちゃんと死ぬ
傷口はすぐ治る
だけど血は吸わないとダメだし、牙もある
そして人を吸血鬼にすることはできない
そのうえお腹は昼間からすごいなっている
え(これじゃあ仕事にも集中できないよ‥)
ため息をつきながら家までの道を歩いていく
家は一人暮らしになったから仕事場から近いところを選んだ
でももう歩けないのかもしれない
道端に腰をおろす
なー?
え「!‥たまじゃん‥」
目の前にいるのは近所の猫
近所の猫の血って美味しいのかな?
今までは家族から血を貰っていたが
私はもうすぐ大人になるからと言われ、
自分で血を探せ、狩れと言われた
この県では、吸血鬼と人間がおり
一つの法則がある
・人間は、吸血鬼を殺してはいけない
・吸血鬼は、人間を殺してはいけない
・血を吸うときはなにかの対象か
この町に血を吸われるために生まれた人を探す
・人間と吸血鬼の結婚は親の許可がでれば結婚して良い
という法則がある
どれも人間と吸血鬼が生活するためにつくられた法則である
え「たまー」
私はたまを両手で拾い上げ頭を撫でる
それとともにたまはにゃーと鳴く
え「ごめんねたま。もう限界なんだ。ちょっと失礼」
私は口元にかかっているマスクをおろした
んな?
ゴソ
でももう一つの法律がある
それは、生き物は吸い放題、吸ってもよいということだ
ガブッッッッ
お腹が空いてるのかたまを力強く噛んだ
口の中にはたまの血が広がる
苦いくしょっぱい
あまり美味しくないが少々ふくれただろう
〰~−〜!!????フシャッッッーーー
痛すぎて暴れてるのだろう
え(ごめんよ一週間ぶりの食事なんだ‥)
そう思っていたとき
フシャッッーーー!!
シャッッッッ
え「っっっっ痛った??!!」
顔面を思いっきり引っかかれた
痛みは走ったけどすぐ治るんでそんなには痛くはない
傷は深い、触ってわかるがすぐふさがった
私はマスクを口元に戻した
しょうがない、血を吸われるために生まれた人を探しに行こう
といってもそんな簡単には見つからない
あるきまわるのは体力の無駄だ
私は薄暗い道をでて駅で電車を待った
ときだった
の「あ、えとさんじゃないですかー!」
ふわっとした声の方に顔を傾ける
その声をだしているのは
ピンク色の髪の毛でクッキーの輪ゴムでツインテールしている女の子
名前はのあさん
仕事場が同じで仕事場の席が隣
の「お疲れさまです!」
え「あ‥ああ‥のあさんもお疲れ様」
電車で待っているときはのあさんとたくさん会話を交わした
お菓子の話だったり
近所の話だったり
でも食べ物の話にはちょっとというかあんまり興味はなかった
血を吸う吸血鬼だから
私が吸血鬼のことは
のあさんにも他の人にも教えたことはない
私が吸血鬼だと知っているのは血の繋がっている家族だけ
育っている間、誰にもそんなことは話してない
友達にも、親戚にも、初恋したけど諦めた人にも
理由はそんな深くはないが
怖がられたくないから隠しているとは言える
の「そうだ、えとさん」
え「ん?」
突然呼ばれその方向に顔を向ける
の「この世界に血を吸っている吸血鬼いるじゃないですか」
え「ッ‥うん」
正直ドッキとした
え(バレた‥?)
手や顔に冷や汗がでる
一番最初にバレたのがのあさんなのか‥
少々覚悟を決める
の「それがこの町にいること知ってますか?」
のあさんはどんどん話を進めていく
汗が顎に流れ落ちる
の「二人だけの秘密ですよ?私えとさんだから言えることですからね」
え「ん?」
え(話題が吸血鬼からそれたけど秘密?)
頭の中は不思議でいっぱいだった
私だから言える秘密
気になって仕方がない
の「私はですね」
の「血を吸われるために生まれた人です」
え「え?」
2話に続く
続編必要数➳♡60。110
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閲覧Thank you!!!
これからも新しい作品、
「ハーフの吸血鬼私と血を吸われるために生まれた君」
をかいていきますので!
投稿速度は遅いけどよろしくおねがいします。
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