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火星人ですこんにちわ
実はこれ没すぎて投稿するか一生迷っていたものです。はい。
まあ元気よくやっていきましょうねはい。
koyuki様の 『雨音ぺトリコール』です いえーい
・ボカロ曲パロ
・しれっと学パロ
・どう見ても季節外れ
・文章力ない。下手くそ。やばい。
・nkさんがちょっとだけ出ます
・キャラ崩壊やばいです。口調がわからんのよ
とんでもなく下手くそでも暖かい目で見守ってくださる優しい優しい方はぜひ
⬇️
kn視点ですわよ
蕭条な雨が降っていた。
kn「はあ………」
梅雨ってほんとに雨ばっかりだな、とため息をつく。傘を差して、昇降口から一歩踏み出した。
雫が傘に当たる音が聞こえる。
今日も校門を出るまでは、傘を差して歩いている生徒とレインコートを着て自転車で帰る生徒でごった返していた。
校門を出ると、まず自転車の人たちが俺を追い抜かしていく。
歩いている人たちは大抵学校から五分歩いたところにあるバス停に向かっている。そこに着くと、ほとんどの人がバス待ちの列に並ぶ。俺はバス停を通り越して歩く。少しすれば、周りには誰もいなくなる。
一人、雨の中を歩き続ける。この辺りは車は通るけど人通りが少ない。今日も、誰一人すれ違うことはなかった。
いつも俺 は自転車で十五分かけて学校に通っている。
梅雨の時期はバスを使う予定だったけど、最近は三十分以上かけて歩いている。
いつもの場所へ行くためだ。
少し歩いていると、シャッターの閉まっている店が見えてきた。
そこの軒下に足を運ぶ。傘に雨が当たらなくなったのを確認してから、傘を閉じた。
気づけば、雨の日は、ここで雨宿りをしつつ考え事をしたりボーッとしたりするのが俺の日課になっていた。傘を忘れたある日に偶然見つけた場所。
今は傘を持っているのだからさっさと帰ればいい話だけど、雨を眺めながら特に意味もなくそこに居るのが、なんだか心が安らぐ。
今日もそこで一人たたずむつもりだった。
いつもは誰もいないその場所に、誰かがいた。
無意識に俺はその人に近づいていた。俺に気づいていないのか、ぼーっと雨を眺めながら立っていた。
制服を着ているので学生なことはわかる。うちの学校の制服ではないなので、同じ学校の人ではないらしい。
しばらくの間見つめていたら、俺はようやく、その髪からポタポタと水滴が垂れていることに気がついた。
この人、雨に打たれてきたのか。
予備にと用意していたタオルをカバンから取り出した。
kn「あの、っ……」
俺が声を掛けると、彼はこちらに気が付いた。
わ、綺麗。
その人は整った顔立ちをしていた。
br「ん、なに?」
自分から話しかけたとはいえ、そんな人にまっすぐ見つめられたら照れてしまう。
手に持っていたタオルを差し出す
kn「あのこれ、よかったら」
br「……え?」
kn「全身濡れているみたいなので。風邪引きますよ」
br「んーでも、 君も濡れてるよ?」
kn「、え?……あ」
自分の身体を見ると、確かに所々濡れている。傘を差してはいたが、角度の問題で少し濡れていたらしい。気づかなかった。
でも、どう考えてもこの人のほうが濡れている。
kn「俺はちょっとしか濡れてないし、気にしないでください」
俺は彼の手を取って、半ば強制にタオルを持たせた。
彼は何も言わず、ただそのタオルを見つめている。余計なお世話だっただろうか。
kn「あの……す、すみませっ」
br「名前もなにも知らない人にここまでするなんて……変わった子だね?」
その人はふっと柔らかく笑った。その笑顔は、暖かいけど、儚くて、今にも壊れそうだった。
その笑顔が、頭から離れなくなった。
肌寒い空気が落ち着かせてくれていた日常に、貴方が加わった。
kn「はあ、…… 」
nk「なに溜息ついてんの、幸せが逃げるぞー」
kn「じゃあ逃げた俺の幸せ捕まえといて。」
nk「後でなー。で、どしたの?」
kn「んー、考え事?」
nk「へー、なに、なにかあったの?」
kn「……」
相談してみてもいいかも……?
kn「俺さ…雨のこと考えてたんだよね」
nk「……え?なんで雨?」
kn「寝る前も朝起きた時も、雨祈ってんの」
nk「なんで???」
kn「……雨が降れば、あの人がまたあそこに来ると思ったから」
「雨の日にある人に出会って、その人の笑顔を見たら頭から離れなくなっちゃって……」
nkはしばらく考えた素振りを見せた後に
nk「うーーーーん、よし。はっきり言おうkn、それは恋だ!!!!」
kn「えっ」
nk「余計なことを言うと、knの初恋だね。」
kn「余計すぎるだろ」
こい、俺が、恋……。
俺が今抱いているこの感情が、恋……。
部室の窓から、雲の多い空を見上げた。
どうせなら、日が差し込まないように、分厚い雲で覆い尽くして欲しい。
私は、雨がくれる大切な時間を願った。
今日も雨が降った。
俺は急いでいつもの場所へ向かった。
kn「……」
いつもの場所に来た。周りを見渡しても、誰もいなかった。
それもそうか。あの人に会ったのは一昨日だ。まさかまた傘を忘れて此処に雨宿り、なんてことはないだろう。
でもなんとなく、会える気がしていた。
そのまま軒下で止まっていると
br「あ、いた〜」
kn「……!」
聞いたことのある声にばっと顔を上げると、そこには頭から離れないあの人がいた。
br「はいこれ。」
彼はそういうと、俺にタオルを差し出してきた。一昨日貸したタオルだ。ちゃんと洗濯されてある。
kn「わざわざこれを返しにここまで、?」
br「え〜?借りた物は返すのが礼儀でしょ?」
彼は傘を閉じて、軒下に入り、俺の隣に来た。
少し、沈黙があった。雨の音だけが静寂を妨げていた 。
口を開いたのは彼だった。
br「聞きたいことあるんだけどさ、」
kn「はい?」
br「一昨日さ、なんで君はここに来たの?傘持ってたし、雨宿りする必要はなかったのに」
kn「うーん……雨の中、ここにいるのが好きだから、かな。」
br「あは、やっぱ変わった子だね、君」
そして再び沈黙。でも、彼は帰ろうとせずにそのまま立っていた。
何も話さなかった。お互いの名前すら訊かなかった。なのに、妙に心地良かった。
隣に立つ貴方をちらりと見てから、ザアザア振り続ける雨に祈った。
どうかこの雨よ止まないでいて、と。
雨の日はいつもの場所に行く。
遅かれ早かれ、彼も来る。
そして何も話さず、ただただ、雨を眺める。
名前のつけられない、不思議な関係だった。
貴方とずっとこうして居たい。
だから、明日も明後日も土砂降りの雨が降ればいい。
どうか雨よ、止まないで。
おかえりなさーーーーーーーー
雨っていいですよね。
【悲報】nkさんの口調、ムズすぎないか??
まあ2000文字も書けて大満足です。
最後に♡とコメント乞食でもしときます。
お願いしまーーーーーーー!!!!!!!!