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「お!伏黒!おかえり!」

そういった虎杖がかわいくて、俺はつい抱き着いてしまった。

「ただいま、虎杖」

「疲れてんの?」

虎杖の肩に頭を預けて、頭を撫でてもらう。

いつからだろうか。こいつの隣が心地よいと気が付いたのは。

「伏黒、風呂入った?」

「入ってきた」

「そっか、飯は?」

「食ってねえ」

「じゃあ食べる?生姜焼きあるよ」

「好きだ・・・」

「えっ、あ、うん・・?」

顔を赤くした虎杖がかわいくて、ついもっといじめたくなってしまう。

「好き」

「わ、わかったって!もうやめて!」

顔を隠してしまったから仕方なくやめたけれど本当はもっといじめたかった。

虎杖が作ってくれた生姜焼きを食べてから、布団に入って。

「虎杖」

「何~?」

「疲れた・・・ねみぃ」

「じゃあ寝よ、明日は休みじゃん」

「んー・・・」

虎杖の方を向いて目をつぶると、俺の股間あたりをまさぐる感覚があった。それが虎杖の手だとわかった瞬間

「あ、大きくなった」

と。

「寝るんじゃなかったのかよ」

「寝てもいいけど」

「ヤる気だったのか」

「当たり前じゃん、もう2週間ぶり」

それに、と虎杖は続ける。

「もう準備してきた」

その言葉を聞いた瞬間、俺は虎杖を組み敷いた。

fin.

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