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お「ここは地下五階!ここに_
ガチャ
お「医務室があるのだ」
すると白髪の男性がこちらを向いて_
あ「おどろくさん、さもさん、うたいさん。朝早くから大変ですね」
さ「この人はあふぇさん。本名はあふぇりる。医務室での担当をしているよ」
少しその人がお辞儀をして
あ「よろしくね」
少し経ってから(あふぇさんはななっし〜の居た所に行きました)
さ「うたいさん。案内に行こうか」
お「あ、おどろくはここに居るのだ」
う「おどろくさん、また後で」
お「またなのだ〜!」
バタン…
お「さて…」
シャッ
お「いつまで寝てるふりをしているつもりなのだ?凸先輩」
凸「…流石おどろくさん」
お「おどろくは超有能オオカミなのだからこれぐらい分かるのだ!」
少し気まずい空気が流れる
凸「…ここに来た要件は何ですか」
おどろくは改まって
お「おどろく、凸先輩と少し話がしたいのだ」
凸「俺と話?」
お「凸先輩が一番わかっているはずなのだ。」
”どうして急にODMNをやめてしまったのだ?”
凸「…」
沈黙が流れる
お「喋らないということなのだ?」
そしてようやく口が開く
凸「…この事は話せない」
お「……」
おどろくは医務室を歩きながら言う。
お「凸先輩、先輩は何も前触れもなしにやめてしまったのだ。報告とかもなく」
カンッ
おどろくさんが薬品の瓶を爪ではねる
お「皆、大層心配したのだ。でも急にここに戻ってきた。」
「凸先輩は、先輩自身で何かあったのだ?」
”皆に迷惑をかけたくないから”
…地味にその言葉が一番響く
お「おどろく、思ったのだ」
「凸先輩は人を信じれなくなってしまったのではないかと、勘で」
凸「…いや、そんなことは無い」
俺は、皆を_
お「なら、何で何も前触れもなく、やめてしまったのだ?」
ズキッ
お「凸先輩らしく無いのだ。」
…言うな
お「だからおどろく思ったのだ」
それ以上_
お「先輩は人を_
俺の大声がおどろくさんの言葉を遮った
凸「違うッ!」
シーン…
俺は、はっ、と我に帰る
お「‥おどろく、悪かったのだ」
凸「い、いや、感情的になった俺も悪かった」
おどろくさんが深呼吸をする
お「先輩が人を信じられなくなっていたとしても_少し矛盾する点があるのだ」
”なんで、あの時、ODMNに要請したのか。”
お「この頃は他にも妖を退治する会社はあるのだ。でも凸先輩はここに掛けてきた。」
「それはまだ_
”凸先輩がODMNを信用しているからでは無いのでは?”
おどろくさんが真剣な目で言う
お「おどろくの勘はこうだよ。…」
凸「…全部、妄想かもしれないじゃん」
おどろくさんは首をかしげて
お「妄想だったとして、おどろくの勘はこう言っているのだ。」
凸「…そっか」
ガタン
お「おどろくは帰るよ。安静にしていてね」
凸「…ボソッ」
バタン…
凸「…おどろくさんの勘は凄いな。」
俺が思っていたこと、全部当たっている
多分_いや、絶対今回は異能を使っていない。
凸「…俺は馬鹿か」
おどろくさんに_いや、皆に迷惑をかけてしまっている
もう二度とかけないって_約束したのに。
凸「ははっ…」
”俺はなんで人を信用出来なくなってしまったんだろうな…”
また…か。