そのまま雑談を続けていると 、奥の暗闇から
人が出てくるのが分かった .
rukr
「 あ 、コンちゃんかも . 」
kntm
「 ただいま 〜 … あれ ? 起きたんだ . 」
ヒナソウを知ってるので 、何故知っているか
尋ねると 、コンちゃんがヒナソウをここまで
運んできたそう .
すぐに礼を言い 、再度名前を聞く .
どうやら彼は「 コンタミ 」といい 、
あだ名で「 コンちゃん 」というそうだ .
「 コンタミさん 」と言われるのは気が引ける
らしいのでコンちゃんと呼ぶ事にした .
rukr
「 コンちゃん 、実はこの子日記もって
穴から落ちてきたんだよね . 」
kntm
「 えー !? 」
「 え 、じゃあこれはなんなの … 」
するとコンちゃんは古びた本を見せた .
おそらく日記だろう .
皆は目を見開いて驚き 、日記を見ようと
提案する .
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○ / ◇
日記を無くした .
結構お気に入りだったんだけどな
でもレウさんに縋り付いたら
元々自由帳にしてたらしい日記くれた!
…日記を自由帳にするってなんだ .
てかくれるときの顔めっちゃ皮肉効いてたな
自由帳にしてた頃の絵残ってるし
あとでみちゃお .
______________
その後に「 らっだぁ 」が描いたものらしき
物体があった .
ヒナソウには分からなかったが 、 どうやら
きょーさん曰く「 レウの毛玉 」の絵 らしい .
聞いても分からなかった .
ぺら
ぺら
普通な日記が綴られている .
強いて意味深だと思った文といえば 、
「 今日のみどりくそは_だった . 」
みどりくんは何をしたんだ 、?
kyo
「 特に意味深な日は無いな . 」
rukr
「 そうだね 、てかヒナソウ君が
拾ってきてくれた日記まだ見てなくない ? 」
kyo
「 あ 、忘れてたわ . … 見るか . 」
3人が熱心にヒナソウが拾った日記を見る .
ヒナソウ
『 あの 、それ変な文章が後5ページ
開いた所にあるんですよね . 』
『 なんだか … きょーさんが書いたみたいな . 』
kyo
「 へぇ … . 」
ぺら 、
あの時見た文章が書かれたページが 開かれる .
コンちゃんが文字をじっと眺め 、
kntm
「 わお 、これ血で書かれてる . 」
と呟いた .
kyo
「 … 確かに俺の字やな 、
けど俺はこれ書いた記憶はあらへん . 」
「 血出るほどの怪我なんてここ 100年 は
してないし . 」
ヒナソウ
『 ひゃ、ひゃくねん … ? 』
『 100年か … . 』
rukr
「 んじゃあどういう事だろう … . 」
「 きょーさんの記憶が無くなってるとか ? 」
「 それか … タイムワープ ? 」
そんなわけ無いよな 、という顔で
レウさんは言った .
確かに非現実過ぎるな .
100年 の時点でおかしいけど .
kyo
「 んなわけ 、タイムワープとか
余計分からんわ 、非現実やし . 」
「 そんな【能力】ないし . 」
100年以上は生きてる人が「 非現実 」
とか普通な言えない ですけどね !!
と心の中ツッコミをしながら平然を装った .
【 能力 】という馴染みない言葉にも
違和感を覚えた .
mdr
「 多分コレヲ無くしタんだヨね . 」
「 コ丿日記 、どこデ拾った丿 ? 」
館から盗んだ 、という言葉が出る訳もなく
目を泳がせながら
ヒナソウ
『 夜中に館の近くの公園で拾った . 』
と答えた .
疑っているような目で
mdr
「 ㇸェ… 」
と言ったので 、余計罪悪感があった .
すると 、無くした日記の方をまだ眺めていた
コンちゃんが 、何かを見つけたようで皆が
コンちゃんに耳を傾けた .
kntm
「 この血 、結構新しい方何だよね .
後 、血はやっぱきょーさんの物だね . 」
「 大体2 、3年前の物かな . 」
kyo
「 んー … まじで怪我は全然して無いしな . 」
「 前にどりみーの爆発食らったけどその時も
無傷に近かったな . 」
ようやくヒナソウがきょーさんの
羽と輪っか 、 コンちゃんの足を
本物だと思った .
________
ヱだよ
きょーさんのゴリゴリ関西弁
分からなさそうな所 あったらルビつけとくね
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