お互いのためを想って 第九話、よろしくお願いします
事務作業を終わらせて、家へと帰ると、叶からメッセージが来ていた。
🔫『今日先輩の家行っていいですか? 会いたい』
と理由づけされたメッセージが送られてきた。
俺は恥ずかしながら、
🎲『明日休みだし、いいぞ』
と送っておいた。すぐに既読がつく。
とりあえず風呂入ろ〜、アイツ合鍵持ってるだろ。と疲れて爆睡したい気持ちを抑え、風呂に入ることにした。
-風呂上がり-🎲side
風呂を上がると、ちょうど叶と遭遇して
🎲「お、来てたのk…」
と言いかけると、叶は抱きしめてきて少しドキッとする。
🎲「どした? やなことあったか?」
というと頷かれ俺はそっと寄り添った。恋人として正解なのかは分からなかったけど、俺に出来ることはしておきたかった。
🔫「葛葉先輩、僕、今日頑張りました。」
と顔を見てキスされる。深いほう。いつもなら俺の気持ちを最優先?に考えてくれる叶らしくない強引なキス。
🎲「きょ、今日は許してやるから…。思いっきり思いをぶつけろ」
と俺らしくない命令に
🔫「…っ! はーい(笑)」
俺はてっきりお話だと思っていた。まさか…
🎲「ずどっぶッッ♡」
🎲「がなぇ…♡!?」
🎲「ぉ゛ッッ♡!?」
🎲「ごがぃ…ッッ♡め゛…っだからぁ…!♡」
ゴリゴリに犯された。
今まで出したことないガラガラ声で甘い声を出す。
🎲「はぁ…っ♡ かなえ…っ♡」
少しストップすると、トロンとした顔だったと叶はのちに語る。
🔫「先輩、そろそろ限界ですか?」
🎲「あだりめぇ…だろ…。ごがいなんていままででながっだぞ」
ガラガラ声に思わず笑う叶。
🔫「そろそろ終わりますか」
と言われて抜かれる。水を一杯飲むと声は戻った。
🎲「お前、まだイってない…。」
🔫「そうですね、なんですか? 口でシてくれるんですか?」
🎲「なんでしまうんだよ、口でやるんじゃないのか?」
どうやら、叶は冗談だったらしく、ビックリしていた。
🎲「んちゅ…♡ ペロペロ きもひい?」
🔫「…嬉しいです。」
叶は嬉しそうに微笑んだ。
🔫「そろそろ出ます…♡」
と言われて、熱いものが口の中に出される。
🔫「先輩、出して」
と言われた瞬間、ゴックンと飲んでしまった。
🎲「甘かったぞ」
🔫「どういう意味ですか?」
ベッドに二人で転がる。
🎲「俺、上司にラストチャンスって言われた。」
というと叶はビックリしていた。当たり前だよなぁ…いままで一緒にやってきたペアがいなくなるなんて
🔫「…っ!?」
🎲「なんか功績がどうやらで、地方に飛ばされる予定らしい。でも、お前なしで契約10個取ればいいらしい。」
というと、叶は寝たきりだった体を起こす。俺はその背中を見て話を聞く
🔫「僕も実は婚約相手に会ってきましたんですよね〜、すごくいい人で、でも笑顔にはなれませんでした。」
めちゃめちゃ流してたけど、婚約者いるのか!?と言ってみた
🔫「あー、僕、社長の息子なんで」
とサラッと言われた。知ってたけど、こんなに流すものか?
🎲「は!? お前…」
と初見っぽい反応を一応しておいた。怪しまれないために
🔫「先輩、同棲しよーよ」
と抱きつかれる。
🎲「バカか、まず…」
🔫「一緒には帰りません。お金もこっちが出します。先輩をダメ人間にできる自信あります。」
と食い気味に言われた。
叶の目は真剣で、なにより…『お金もこっちが出す』…。これは乗るしかないよなぁ!
🎲「じゃ、物件選んで…。」
🔫「え、僕の家で良くないですか? 」
あの広い部屋か…。確かに、部屋は余ってそうだったし…叶も言ってるもんな。遠慮はしないほうがいいんだよなぁ…。
🎲「よし、来週にでも行くわ、そっち。」
明日はダンボールと住所の変更をしなくちゃな…。同棲とかなんも考えてなかったけど、叶の真剣な目が俺をマジにした。
🔫「僕が全部やりましょうか?」
というけれど、
🎲「あ、明日せっかくの二人休みなんだぞ…! そんなんで時間潰されたら困る」
というと、叶は目を大きく開けて
🔫「そーですね」
と笑って答えた。
-翌朝-🎲side
朝起きると隣に叶がいなかったので、もう帰ったか、と安堵する。お腹が空いたので、リビングへと向かうとそこにはダンボールの中に色々なものを詰めている叶がいた。
🎲「朝っぱらから…何してんだよ」
🔫「あ、先輩にバレちゃった。二人の時間が惜しいなら僕朝早く起きて支度すればいいかなって」
軽々しく言った言葉にハッとさせられた。俺は叶を抱きしめた。そして、真顔でこう言った。
🎲「お前、アホじゃねぇの? 五回戦ヤった後にバリバリ動くとか」
🔫「アホじゃないですw 」
俺は叶の言葉を遮り、ダンボールを持ってきた。
🎲「このままだと俺の家がダンボールだらけになっちまう…。俺も手伝うから貸せ!!! 早く!!!」
というと、叶はにっこりと笑ってくれた
-翌朝-🔫side
🎲「このままだと俺の家がダンボールだらけになっちまう…。俺も手伝うから貸せ!!! 早く!!!」
と言ってくれたけど、言葉が悪いだけで先輩なりの優しさと気づいた瞬間胸が暖かくなった。
父さん『一人暮らし? 勝手にしろ。お前も手伝わなくていい。』
あんな人とは違う。先輩は父さんが僕にくれなかった暖かみを全部持ってる。ちょっと思ってたのと違うけど
🎲「叶? 疲れたんならゲームやるか?」
だから、好きなんだ。
next⇨♡1500
終わりです!
そういえば…3D配信見ました!? 歌カッコ良すぎました…。これから毎週金曜日に配信されてくの生きる希望ありすぎますね。
-訂正-
・R07/03/31
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