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藍が練習を抜け出して、大騒ぎになった日の翌日、俺も合流してからの初練習
S《おはよう。やっと合流だな》
関さんが声をかけてくる。ニシやタツ、富田、甲斐に晶大さんもろもろと話して、リベロズに絡まれながら藍を探す。
Y『(あ。ここにいた)⋯⋯!?』
離れた場所で重そうな荷物を一人のスタッフと持ってる⋯もとい持たされている藍。
ス「今日から合流なんですねっ////」
俺の存在を確認すると声が裏返ってワントーン明るくなるスタッフ。
Y『ゴメンだけど藍に話あるから』
藍が持ってる荷物を半分以上俺が持って、藍の隣に強引に割って入って、ニシとタツを呼ぶ。
N「うわっ。藍ゴメンな重かったやろ?」
T「俺も準備係だから呼んでくれよ。つか藍は今日は荷物係じゃないよな?なんで?」
そう言って藍が持ってる荷物をタツが半ば強引に持つ。それと同時に藍の身体が震えてるのに気がついた俺はスタッフに向かって、
Y『これ、君が全部持って行って。藍おいで』
藍を呼び寄せて一緒に歩くと感じた冷たい視線
ニシと俺、俺の隣に藍の順番で選手専用のベンチで座った瞬間ニシが藍に聞こえないよう言った
N「ボソッ⋯ゆうきさん。ちょっといいすか?さっきのスタッフ、一応目を付けていて、」
昨日藍が練習抜け出した時、結構な感じで傷付けてたから、注意しようとしたら態度変わって、藍に何もしてませんみたいに。けど藍は涙目で。
Y『マジ?⋯ん?どうした藍。』
ニシと話をしようとしたら、ジャージを態とおいて中で手を繋いでたら藍がぎゅっと握ってきて。
R「あの人、僕を呼んでる。目が怖い」
って言われてスタッフを見ると気まずそうに見るのを辞める。
Y『なんだアイツ。』
N「ですよね。めっちゃ質悪い。」
今日は実戦練習組と、戦略会議チーム、アタック&ペッパー組に別れて練習だったけど、関さんと監督の計らいで藍を戦略会議、あのスタッフを1番忙しい実戦練習チームに放り込んだ。
R「僕、会議に入っていいんですか?」
藍は練習前のミーティングでそう言って驚く。関さんが、ニシとは違う視点があると思うから藍も戦略会議入って意見聞かせて。って言うと、
R「わかりました。頑張ります」
と言って気を引き締める。なぜなら練習の前半を俺とニシと関さんと監督の面々で過ごすからだ
監督「藍ノ思ウ戦略キカセテホシイ」
監督がそう言って会議を始めた。藍が混ざった戦略会議は藍のオールラウンダーな視点もあって、パターンが限られた会議に風穴を空けてくれた
監督「戦略タテル時ハコレカラハ藍モメンハ〜ダ。ナイスアイデア☆ 」
監督の一声で今後も藍は主力として戦略会議メンハ〜に入る事が決まった。
Y『藍。これで一緒の行動増えたな』
俺がそう言って頭をポンポンすると嬉しいのか、藍はずっと会議中は笑顔だった。
Y『藍!!ペッパーのペア宜しく☆』
お昼休憩を挟んで午後練はウォーミングアップを兼ねて戦略会議組はペッパーから練習スタート
Y『関さんナイストスー!』
N「ちょっ、今のはエグいて!」
S〈ハイハイ愚痴らないで取る!〉
R「アハハ。2人ともニシさんの扱いヒドッ」
交互に動きながらネット挟んでのラリー式ペッパーで僕には優しい、ニシさんにはエグい球が飛ぶ
N「2人ともドSや。バテてまう(汗)」
3人が身体を使って笑わせてくれてる事が僕は昨日より楽しく練習出来て良かったと思っていたら
N「藍!危ないっ!!」
突然ニシさんに言われて横を見ると、当たるとあざになるレベルの球が目の前に⋯
バシン
Y『痛てぇっ。』
当たると思って身構えていたら、頭の上からゆうきさんの声。機械から放たれた球に当たったゆうきさんは僕に覆いかぶさる様に倒れていて、
S〈タツ!富田!ダブル智!アイシングと寝かせるマット持ってきて!医療チームも呼んて!〉
R「ゆうき⋯っ。しっかりして⋯起きて!!」
N「藍、大丈夫だ⋯ベンチ下にマット敷くから、藍はゆうきさん膝に寝かせてやって?」
ニシさんに言われて、医療チームが手当てしたゆうきさんの頭が膝に乗せられる。
N、S「〈⋯⋯⋯⋯。〉」
T「あの、ちょっといいすか?俺、犯人見た」
タツの言葉に誰だったか聞けば、朝、藍の荷物俺が慌てて受け取った時にいたスタッフの人です。
Y『今の話⋯本当か?』
気絶していたゆうきさんが起きて患部を庇って起き上がるから、肩に手を回させて彼を支える。
Y『藍。ありがとう 』
あれだけ騒がしい現場だったのに、あのスタッフさんが姿をみせない。そうなると、本当にゆうきさんを好きなのか疑いたくなる
R「ゆうきさん⋯ケガ⋯ごめんなさい」
Y『心配するな。直ぐ治る』
恋人を守れるのは彼氏冥利に尽きる。周りに関係なく藍に言ってやれば藍は真っ赤になって照れて
ス「なんすか今の付き合ってるとか聞いてない」
突然現れたスタッフが叫ぶ。その声は藍が恐怖を覚える声。その声に藍が縮こまるから、
Y『藍、話つけたら呼ぶから、タツとリベロズと遊んできて?』
そう宥めても藍は首を横に振って離れようとしない。だから、じゃあ俺のイヤフォン貸すから、藍の好きな音楽会話が聞こえないように聴いててと言えば藍は俺の携帯で音楽を聴き始める。
Y『あのさ、君は知らなくても、代表メンバーと監督には俺達の交際は公認なんだよ。』
散々、俺が居ない間可愛がってくれていたみたいだな。関さん、ニシ、ちょっと手伝って。
ス「な、何するんすか(←ちょっと喜んでる)」
スタッフを椅子に縛り付けてコートの真ん中へ。
それからスパイクとサーブに威力がある、晶大さん、ニシ、西本、ラリーを呼び寄せ集中砲火
R「あれ?何か目の前で凄いことが⋯(汗)」
椅子に縛られてるスタッフさんの四方八方からサーブが飛び、彼の目の前では関さんのトスにアタッカーのスパイクがスレスレに飛び交う。
R「僕は知らないふりが一番よね(汗)」
ス「うわぁぁぁぁっ」
スタッフさんの叫び声、スレスレでゆうきさんの渾身のスパイクがエグい角度でバシンと音を立て床にめり込む。ガクブルしている彼を尻目に、
Y『藍。トドメ刺せる?』
イヤフォンをして知らないフリをしてる僕にゆうきさんが声をかけてくる。
R「うーん。スパイク当てたくないので、得意の毒舌でも良いですか??」
Y『マジ?まぁ藍を怒らせたら怖いってわかるからいいんじゃない?』
わかりました。藍はそう言ってスタッフさんに近づくと、
R「ねぇ。あんたさ僕に僕はゆうきさんに相応しくないとか、エース失格って言ってたけど、そう言う自分の体型は何なの。この☓☓☓」
と言って何かを耳打ちしたらスタッフは黙り込んで。追い打ちをかけるかの様に俺を呼んで、
R「ゆーき。チュウして? 」
耳元で囁く藍にドキッとして、スタッフにだけ藍と俺のキスを見せつける(一応タオルで周りには見えない様にして)。
Y『藍、今日は藍の言うとおりに抱くよ?』
R「もぉ。ゆーきのスケベ」
テンプレなラブラブトークもお見舞いすれば、スタッフさんは嗚咽漏らして号泣してた。
N「藍、ゆうきさん。さすがにやりすぎや」
ニシのツッコミに小悪魔な笑顔を浮かべて笑う藍とりあえず、うちのアイドルが本調子を取り戻せば、チームは安泰と言う事で。
終わり
コメント
5件

素晴らしい作品をありがとうございます😍 受けにトラウマ的なのがあるシチュ、大好きです!!

ありがとうございます 自分のペースで頑張ります。 私の書くらんらんの体質はコメント通りだと思います🍀 共感いただいて嬉しいです☺
投稿早くて尊敬します✨️ らんらんは可愛いアイドルみたいな感じだから皆に守られてるけど厄介者も引き寄せてしまう、そんな体質なのでしょうか🤔今回も最高です!