いつも作品を読んでくださる皆様、本当にありがとうございます…!
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いいねコメントほんと励みになります…嬉しすぎる…
※若井受けです
※無理矢理やってます
それでも大丈夫だよって方は読んでくれると嬉しいです!!!
誰だ…?
ぼーっとしてきていた頭がチャイムの音で少し覚醒してきた。
宅配便、?こんな時間に…?
ピンポーン
またしてもチャイムの音が鳴り響く。
でも次はチャイムだけでなく、よく聞き慣れた声が聞こえてきた。
「若井ー!いるーー?」
聞き間違えるはずがない。家に訪ねてきたのは…涼ちゃんだ。
「りょ、ちゃ…?」
なんで涼ちゃんがうちに…?
少し考えてみる。
…涼ちゃんは優しいから俺の様子を心配してきてくれたのだろうか。
玄関の方向を見つめながらそんなことを考えていると、顎を掴まれ無理矢理元貴と目を合わせられた。
その瞳には先ほどまでの優しさは微塵も感じられず、凍りついたような冷たい目でじっと見つめられる。
「も、もとき…」
「…俺がいないうちに2人で家で会う約束してました、なんて言わないよね?」
低い声で囁かれ、思わず身体が強張る。
その冷たい瞳がどうしようもなく怖かった。
「し、してない…」
首を横に振りながらなんとか訴えるも、元貴の瞳は相変わらず冷め切ったままだ。
元貴は俺から手を離すと、俺の中に挿れられたままだった元貴のものをゆっくりと引き抜いた。
怒ってるかな…
元貴の顔色をおそるおそる伺おうとした次の瞬間、一度引き抜かれた元貴のものを一気に奥まで挿れられた。
ドチュンッッッッッ♡♡
「ん”ぁ”え”ッッッッ!?♡♡」
急な刺激に目の前がチカチカする。
家の外には涼ちゃんがいる。
…声を聞かれてはまずい。
必死に手で口を押さえ、なるべく声を抑えようとするも、元貴はさらに激しく腰を打ちつけてくる。
パチュッパチュッ、パンパンパン♡
「…はぁ”、ふッッ、ん”ぅ♡」
「…涼ちゃんに聞かれちゃうね?」
涼ちゃんがすぐそこにいて、聞かれてしまうことまでわかったうえで囁いてくる。
パチュッパチュッパチュッパンパンパン♡♡
「ッッ〜〜〜ぅ”あ、ふぅ”♡♡」
やめてと必死に懇願するも、聞く耳を持ってもらえない。
「おねがッッッ、やめッ、//♡」
「やだね」
元貴は意地の悪い笑顔で俺を見下ろしていた。
「若井いないのかな…」
先ほどのことを謝りたかったのと、もう一度きちんと話をしたくて家まで来てみたは良いものの、2度チャイムを押しても誰も出てくる気配はない。
スマホを取り出し先ほど送ったメッセージを開くも、既読はついていない。
こんな時間まで家に帰らないなんてことはあるだろうか。
若井が行きそうな場所に頭を巡らせるうちに、一つの答えに辿り着いた。
「元貴の家…」
あり得ない話ではない。
むしろ、この時間に家を空けているなら、元貴の家に2人でいるという説が濃厚になってくる。
若井が元貴の家にいると決まったわけではないものの、心は沈む一方だった。
「…帰ろ」
これ以上ここにいても虚しくなるだけだ。
行き場のない気持ちを抱えながら、若井の家を後にした。
家の前から遠ざかる足音が寝室まで聞こえてきた。
帰った、?
涼ちゃんにバレなかったことに安堵し一気に全身から力が抜ける。
もうこのままベッドに沈んでしまいたかったが、元貴がそれを許さない。
涼ちゃんが帰っても止まる様子はなく、俺を犯しながら問いかけてくる。
「…そんなに涼ちゃんに声聞かれたくなかった?」
「ぁあ”ッッッ♡そりゃ、そう…♡」
「ふぅん…」
俺の返答につまらなそうに返事をし、元貴は俺の腰から手を離す。
冷たい表情のまま俺を見つめ、どこか怒りが滲んだ低い声で言葉を紡ぐ。
「…やっぱ優しくすんの無理」
「ぐっちゃぐちゃにしてあげる」
「ひッ、」
こわい、こわい。
優しく抱いてくれていた元貴はもう面影もなく、あの日、俺のことを無理矢理犯した元貴の記憶がフラッシュバックする。
「ぃや”、もとき、こわいッッ、」
涙目になりながらベッドから逃げ出そうとするも、腕を強く掴まれて身動きが取れない。
「ぃだい、やめてッ、もときッッ」
「…逃げようとしてんじゃねぇよ」
「…ぅ、ごめ、なさッ、」
あまりの恐怖に涙がポロポロと溢れてきた。
「はは、かわいっ…♡ねぇ、もっと見せて、?」
興奮したように笑うと、先ほどよりも激しい動きで奥深くを突いてくる。
パチュンパチュンパチュンッッ、ゴリュ♡♡
「ぅ”あ”ぁ!?♡♡」
さっきまで優しかったのに。
気持ち良いと感じていた感情が、恐怖と苦しいほどの快楽に塗り替えられていく。
パチュンパチュンッッ、ゴリュゴリュ♡♡
「ぃだい、ぅあ、やだぁッッッ♡♡」
ぜんぜんやさしくない。
いたくてこわくてたまらない。
「やっぱいいね、泣き顔…♡」
元貴は楽しそうに呟く。
パンパンパンパン、ゴチュッッッ♡♡
「あ”ぁあ”ッッ、♡ぅ”、イっちゃ、♡♡」
「イけよ♡」
「ふ”ぅッッッ♡」
ビュルルルルルル
「ん”ぁあ”ぅ”ッッッ//♡♡♡」
俺の意識はそこで途切れた。
…こんなはずじゃなかった。
行為が終わり、ぐったりと横たわっている若井を見つめる。
今日は、本当に優しくするつもりだった。
若井の頬を撫でながら今日のことを振り返る。
…若井はずっと俺に怯えてる。
そんな姿も可愛くて可愛くて仕方ない。
もっと泣かせてぐちゃぐちゃにしたくなる。
でも今日はその欲望をなんとか抑えて、優しく抱くつもりだったのに。
ちゃんと優しくして堕とそうと決めてたのに。
あと少しのところで邪魔が入った。
…まさか涼ちゃんがくるなんて。
俺色のチョーカーも見せつけて、牽制したつもりだったんだけどな。
あんまり意味はなかったらしい。
今日はタイミングが悪いことばかりだ。
「はぁ、上手くいかないなぁ」
結局また振り出しに戻ってしまった。
若井のこととなるとどうも感情を制御できなくなる。
優しくしたかったのに、涼ちゃんのことばかり気にする若井にイラついて結局また無理矢理犯してしまった。
「…まぁ、泣いて怯えてる姿は可愛かったしいいか」
やってしまったものは仕方ない。
どうせ時間なんていくらでもある。これからまたゆっくり俺に堕とせば良い。
「おやすみ、若井」
寝ている若井に軽くキスを落とし、俺も眠りについた。
優しい大森さんを書こうと思った結果、こうなりました…
全然優しくならなかった…
あとなんか長くてすみません…
コメント
26件
初💬失礼します!!今回のお話も最高すぎます( *´艸)ニヤニヤが止まりません、、
最高です!!!ニヤニヤが止まりません!!!!
ぶっ刺さりすぎてやばいです。なんかこっちも感情移入しすぎて涙出てくる