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・BL
・銀八先生世界線
第1話 『別に心配してる訳じゃないからな?!』 ※銀八目線です
高杉が熱で休んだ。アイツが学校に来ねぇのはいつもの事だけど。一応アイツの様子を見に行くことにした。別に?心配で見に行くとかじゃないよ?…とにかくまぁ、様子を見に行くってこと。
ピーンポーン
銀八:「高杉くーん?様子見に来てやったぞー。別に心配とかそんなんじゃないからなー。勘違いすんなよ〜。」
返事なし。…足音がする。声が出ねぇのか?…するとドアが開く。
高杉:「うるせェ…からかいにでも来たって言うのか?」
高杉の顔が赤い。熱のせいだろう。マスクをしている。…コイツのマスクつけてるとこ、初めて見たな。
銀八:「べ、別に?心配してる訳じゃねぇからな。ま、まぁ?お前がそこまで言うなら看病とかしてやってもいいけど。」
高杉:「俺がいつテメェに看病を頼んだ…勝手に話進めんな。」
銀八:「あー、もう仕方ないな〜。高杉くんは。看病してやるから部屋に入れて。」
勝手に話を進めて強引に部屋に入る。完全にヤバい奴じゃん。
高杉:「……めんどくせェ奴だな…。」
高杉は諦めたように銀八を部屋に入れる。その時、熱のせいで一瞬ふらっとして、バランスを崩してしまう。
銀八:「…!大丈夫か?」
咄嗟に高杉を支える。距離が近い。
高杉:「っ?!ぎ、銀八…」
高杉の顔が赤い。…熱のせいじゃない?もしかして…照れてるのか?いつもより迫力ねぇし…。
高杉:「は、離れろ…バカ…///」
銀八:「…こんな状態の奴を歩かせるわけにいかねぇ。」
高杉をお姫様抱っこする。
高杉:「お、おいっ…!おろせ…っ///」
銀八:「無理。また倒れられたら困るし。お前はじっとしてりゃいいんだよ。」
高杉:「〜〜っっ…!」
高杉は頬を少し赤らめて、恥ずかしそうに悔しそうにしながらも、諦めてじっとしている。
銀八:「はい、布団着いたよ〜」
高杉を布団におろす。やけにおとなしいなコイツ…そんなにもしんどいのか?
高杉:「………」
高杉は黙って顔を逸らして掛け布団を被る。え、なにこれ……気まづくね?