※大変長らくお待たせいたしました続きです。
kn視点
薄暗い地下の中をシャークんに手を引かれるがまま移動する。
「ここには誰もいねぇよ。」
「!」
キョロキョロと周りを見ながら歩く俺に、前を歩くシャークんが此方を見ないままそう言った。考えていたことが当てられ、体がビクッと反応する。
「だから叫んで助けを呼ぼうとしても無駄だからな?」
ニヤリ、と笑ったシャークんが突き当たりの部屋の前で止まる。
ドアのロックに手を伸ばすなり、シャークんは慣れた手つきでドアのロックを外した。
ドアがゆっくりと音を立てて開く。
開いて目に入ったのは、これまた薄暗い部屋だった。
先ほどの部屋より少し広いこの部屋には、古めの家具と大きなベッドが置かれていた。
シャークんに手を引かれ、ベッドの上に座らされる。
俺をベッドに座らせたシャークんは、ベッド横の古い棚の中を何やらご機嫌に鼻歌を歌いながら漁り始めた。
チラリと横をみると、棚からローションを取り出すのが見えてさらに気分が重くなる。
「よし、はじめるか。」
準備が終わったらしいシャークんがそう言って俺がいるベッドに上がる。
「色々持ってきたけど、きんときはどれ使いたい?」
シャークんは笑顔で手に持っていたものを広げた。ベッドの上にはバイブやローター…使い方が分からないものまで、色々な玩具が転がっていた。
「…。」
「……なんも答えねーなら全部使うけど。」
黙る俺に、シャークんは笑顔を消してそういった。
…もう、どうでもよかった。
逃げ場もなく、助けてくれる人もいない薄暗い地下室は、俺の抵抗心を削っていくには充分すぎるくらいの環境だった。
ドサッ
肩を押され、ベッドの上に押し倒される。
天井の蛍光灯が逆光になって、シャークんの顔がよく見えない。
プチプチと音を立てながら、ワイシャツのボタンが外されていく。
「…あ?」
シャツのボタンが3分の2ほど外された地点で、シャークんが手を止めた。
「…なにこの傷。」
シャークんはそう言って、俺の腹部を指差す。
見ると、シャークんの指先には大きな青痣があった。
…確かこれは…母にタバコの灰皿を投げつけられたときにできたやつだったか。
2週間ほど前にできた痣な気がする。…まさかこんなに大きな痣になっていたとは思わなかった。
「…これ、お前のお袋?」
「…。」
「ふーん…」
何も答えない俺をシャークんは肯定と受け取ったのか、それだけ言って再度ボタンを外しはじめた。
shk視点
ボタンを外してシャツを脱がせると、きんときの体には腹部の他に、腕や肩、腰などにも同じような痣や瘡蓋が見えた。
傷は痛々しいが、この程度の傷なら商品としての質は下がらないだろう。
「服着てれば見えねーとこに狙って痣つけるとか…お前のお袋クソだな。」
まぁ、俺もヒトのこと言えねーけど。
そう思いながらきんときの服をひとつずつ剥ぎ取っていく。
ズボンに手をかけてもきんときは抵抗はおろか、逃げようともしない。
完全に心が折れてしまったのだろうか。
光を失った青い瞳には何も映らない。
(んー…)
暴れられないのはこっちとしては好都合だが、反応がないのは面白くない。
「…あ。」
どうしたものかと頭を悩ませていると、ふとベッドに転がる1つの小瓶が目に入った。
小瓶に手を伸ばす。手にとると中に入っているどろりとした液体が揺れた。
「…?」
きんときが不思議そうに俺が手に持っている小瓶を見る。
「気になる?」
「…。」
「これは俺の組織で扱ってるクスリ。飲めばぶっ飛ぶくらいバカになれる。」
「ッ…」
俺の言葉にきんときが肩を震わせ、息を呑んだ。
そうだ、その反応が見たかった。
きんときの反応に口角が上がっていくのを感じる。
「試してみる?」
「やッ、やだッ…」
顔を近づけてそう聞くと、きんときは今にも泣き出しそうな顔でふるふる、と首を振った。
「死にはしねぇよ。」
そんなきんときを無視して小瓶の蓋を開ける。
相変わらず怪しい色をしているその液体。
小瓶に口をつけ、中の液体を全て口に含む。
「んんッ⁉︎」
決して美味しいとは言えない液体を口に入れたまま、きんときの唇に口を合わせる。
舌を入れて無理やり口を開かせると、きんときの口の中に液体が流れ込んだ。
「んッ、、んんっ、!!」
抵抗するきんときの体を押さえ込んで、液体と一緒にきんときの口の中を犯す。
ぐちゅぐちゅ、とはしたない音が部屋に響いた。
クスリと唾液が混ざったものがきんときの口の端から垂れる。
きんときがゴクリ、とクスリを飲み込んだのを確認して口を離す。
「けほっ、、おぇッ…」
口が離された途端、きんときが身を捩ってえずいた。
「苦しいなぁ?でもだいじょーぶ。もうちょっとしたら気持ちよくなれるから。」
そう言って黒髪を撫でるときんときはキッと此方を睨んだ。
さっきとは打って変わった反応に口元が歪む。
「睨んでもダーメ。俺、抵抗されるとコーフンすっから。」
「ッ…」
青色の瞳が恐怖で揺れた。
その瞳が可愛くて、きんときの顔に手を伸ばす。
「ぁッ、、?ぇ、、」
「あ、もしかしてクスリ効いてきた?」
頬に触れた途端、きんときの体が大きく跳ねた。
ビクビクと震える自身の体に理解が追いつかないのか、きんときは頭にハテナマークを浮かべている。
「な、なにッ、?♡これっ、、♡」
(…即効性のあるクスリでよかった。)
未知の感覚に体を震わせるきんときに、体の底から沸々と加虐心がわいてくる。
「んー、じゃあきんとき。まずコレ使ってみよっか。」
「ッ…?♡ぇ、ッ、♡♡」
そう言って手に取ったのはバイブ。
とても初心者向けとは思えない大きさのそれは、電源を入れると開発した人の神経を疑うぐらいエグい動きをする。
きんときの脚を広げ、その間に割って入る。
「えっと、まずはローションか。」
近くに転がっていたローションをとり、蓋を開ける。
きんときもの後孔に直接先端を突っ込んで、中身を入れ込んだ。
「…ひッ⁉︎ぁ゛ッ、つ、つめ、たッぁ゛、くるッしッ、、」
「うるさい。」
抵抗するきんときの体を押さえ込んで、ローションをナカに入れ続ける。
「ゃッやだぁ゛ッ…ひッ、♡ぁ、あ゛あぁ゛ーー♡♡」
「ははッすっげ…♡」
ローションを抜いてバイブを突っ込むと、きんときの腰が大きく反った。
「やだッ゛♡やだ゛ッ♡♡、ぬい、て゛ッ♡♡ぬい゛てぇ♡」
「気持ちよさそうだからいーじゃん。」
バイブをさらに奥に突っ込み、電源を入れる。
「あぁ゛⁉︎♡だめッ゛♡♡ちゅよッい゛♡♡♡」
「あ″がッ♡♡あ゛ひッ♡♡イグッ♡イクイクッ゛♡♡」
「ぁ、あッ゛♡♡お゛ッ♡♡ん゛あッ♡♡」
きんときの体がガクガクと震え、白い液体が腹を汚す。
「ッはぁッー♡ぁひッ…♡♡」
「…あ?」
未だ絶頂の余韻でビクビクと震えるきんときが身をよじり、玩具がぬぽっと抜ける。
「逃げんな。」
「ひッ…!」
逃げようとする腰をガシッと掴むと、きんときが口から悲鳴を漏らした。
「もッ、もうむりっ‼︎」
「これから毎日ヤることになんだから、こんなんでへばってんじゃねぇよ。」
「ッ…、ぇ、?ッあぁ゛♡⁉︎」
そう言って再度バイブをきんときの後孔に突っ込む。
脱がした服で、きんときの腕を上でひとつにまとめる。
「なッなにッ♡ッ?♡♡」
「俺ちょっとシゴトして来るから。終わるまでこのままな?」
「えッ…」
俺の言葉にきんときは絶望したような顔をする。
「あはッ!そんな顔すんなよ。きんときはいい子だからちゃーんとお留守番できるよな?」
「ま、まってッやだッ…!」
俺を引き止めるきんときを無視して、部屋を出た。
kn視点
薄暗い地下室に耳を塞ぎたくなるような水音と無機質な音が響く。
「あ゛っ♡♡ひッ゛♡ぁ゛♡♡ぁ♡あ、ぁっ♡♡♡」
「だめ゛ッ♡♡イ゛ッへる゛ッ♡♡♡イっでる゛からァ゛♡♡」
「ひッ゛♡お゛くッ♡♡おッ゛♡♡おぐッ…だめッ゛ッ♡♡♡」
シャークんがこの部屋を出て行ってからどのくらいたったか分からない。
失神してもなんども起こされ、刺激を与えられ続ける。
でももう体はとっくに限界を迎えてるし、シーツだってぐしゃぐしゃだ。
早く楽になりたいのに部屋に響くのは与えられる快楽に、はしたなく泣き叫ぶ自分の声だけだった。
ゴリュッ♡
「おッ゛♡♡あがッ♡♡」
バイブに前立腺を潰され、全身に甘い電流が流れる。
飲まされたクスリの影響も相まって、与えられる刺激に頭が馬鹿になりそうだった。
ガチャ
「…お。」
再度意識がトびそうになったとき。
部屋のドアがゆっくりと開いた。ドアの隙間から楽しそうに口元を歪ませるシャークんが見えた。
「た、だずけッ゛♡♡もッしん゛じゃッ♡♡♡」
「顔ぐっちゃぐちゃじゃん、かわいー♡」
シャークんがベッドに上がる。
「クスリ飲んだとはいえ、ハジメテでそんなに気持ちよくなれんなら才能だよ。」
「あッ♡♡ッ゛♡ぁッ♡♡♡」
「よかったなァきんとき。お前ならすぐ借金返せるかも。」
ずぽっとナカに挿っていた玩具と付けられていたローターが外される。勢いよくバイブが引き抜かれる感覚に身震いした。
未だ絶頂の感覚が残る体で必死に息をしていると、ピトっと入り口に熱いモノが押し付けられた。
「え…?」
驚いて視線を向けると、こちらを見てニヤッと口角をあげるシャークんと目が合った。上がった口角の隙間から鋭いギザギザの歯が覗く。
「…きんとき、オネダリの練習しよっか。」
「…えっ?おね、だり…?」
「そー。『客』にはそーゆーリップサービスもしてやらねぇと。」
リップサービス…?
「ッ…そ、そんなのッしらなッ…!」
「…客を喜ばせることも言えねぇんじゃ、風俗でやっていけねーよ。」
「でッ、でもっ…!」
「ほら。言え。」
「ッ…」
知らないッおねだりとか…そんなの知らないッ…
「ぁッ…」
喉が引き攣って声がでない。
おねだりってなんて言えばいいの…?どうやってするの…?
「…遅い。」
ガタガタと肩を震わせる俺に、シャークんは冷たい声でそう言った。
目の前の男が怖くて、必死に考えを巡らす。
でも、快楽で溶けた脳みそで考え事なんてできるわけなかった。
何も言わない俺の髪の毛をシャークんがガシッと掴んだ。
「早くしろよ。」
「ッ…ごッごめんなさッ゛…!」
痛みに顔を歪ませながらそこまで言って、ふと考える。
…あれ、なんで俺こんなことしてんだっけ。
…中学卒業してから毎日働いて、
したくもないバイトをたくさん掛け持ちして、
母に殴られて、バイト先でも怒られて、、
なんで、マフィアに攫われてんの?
なんで、母親の借金肩代わりされてんの?
なんで、知らない男に犯されてんの?
なんで、なんでッ…?
今までの面白味のない俺の人生が、走馬灯みたいに蘇る。
俺の中で、ガシャンと何かが割れる音がした。
「…ひぐッ…うぅっ…」
「!」
途端、ダムが決壊したように涙が溢れてきた。
小さな子供みたいに、涙で顔をぐちゃぐちゃにしながら泣き声をあげる。
「うぅっ…ひぐッ…ッやだぁ゛ッ…」
嗚咽が漏れて、涙が溢れ出して止まらない。
「な、なんで、泣いて、、?!」
シャークんがギョッとしたような顔で俺を見る。
…あーあ。泣くなよ。
こんなに泣いたらめんどくさいと思われて殺されちゃうかもしれないだろ。
泣き止めよ。泣き止んでシャークんの命令通りにしろよ。
そう思うのに、俺の意志とは反して泣き声は大きくなっていく。
「や゛だぁ…な、んでッ…な゛んで、おればっかぁ゛…」
…俺だって高校に行きたかった。
…俺だって、普通の家庭で暮らしたかった。
…俺だって、勉強したかった。
俺だって、みんなみたいに…
なんで、俺ばっかこんな目に…
声をあげて泣くたびに、体に残った傷がズキズキと痛む。
こんな生活を続けるくらいなら、
風俗送りになるくらいなら、
沢山の男に抱かれるくらいなら…
…いっそのこと、俺を殺してよ。
「きんとき、」
シャークんがゆっくり俺に手を伸ばす。
泣いて気が動転しているせいか、その動きがスローモーションで見えた。
殴られる、と思って反射的にギュッと目を瞑る。
「…?」
体に衝撃はこなかった。
不思議に思って、恐る恐る目を開けると自身の体が暖かい何かに包まれるような感覚がした。
抱きしめられたのだと気づくのには少し時間がかかった。
「しゃ、シャークん…?」
予想外の行動に、震える声で男の名前を呼ぶ。
たくさん泣いたせいで、声はガラガラに掠れてしまっていた。
「…きんとき。」
先程とは違う、優しい声で名前を呼ばれる。
「…ごめん。おねだりしなくていいから。」
温かい体に抱きしめられ、頭を優しく撫でられる。
密着した部分から、規則正しく安定した心臓の音が伝わってきた。
その感覚に安心して、少しずつ息を吐く。
シャークんの優しい声、温かい体温に安心して目を閉じると、あの頃の…父がいた頃の優しい家庭が瞼の裏に映った。
「…落ち着いた?」
シャークんの言葉にコクリ、と頷く。
「おねだりの練習はまた…今度にしよ。」
「……シャークん。」
上手く力の入らない腕を、必死にシャークんに向かって伸ばす。
「シャークん…」
「…きんとき。」
俺が伸ばした腕を、シャークんが手にとる。
「…きんとき、続き…してもいい?」
不安そうに遠慮がちにそう聞くシャークんには、もうマフィアであるシャークんの姿はなくなっていた。
2人分の呼吸音以外、何の音も聞こえない静かな部屋で、俺はゆっくりと頷いた。
「あッ゛♡あぁ゛♡♡しゃッ♡くん゛♡♡♡ぁッ゛♡♡」
抱きしめられながら、奥をゴツゴツと遠慮もなしに突かれる。
「あ゛♡ッ♡♡おッ゛♡♡お゛ぐ♡♡♡だめッ゛♡♡」
「だめだめ言いながら締めつけてんじゃん♡好きなくせに♡」
「おッ゛♡♡んぁ゛♡♡ぁッんッ、♡♡♡」
「さっきからずっとイってんね、かわいい♡」
「あ゛ーッ゛♡♡♡ぉ゛♡♡お゛♡♡♡♡」
目の焦点が合わなくなるのを感じる。
玩具で与えられる快楽より、シャークんに直接与えられる快楽の方が何倍も気持ちいい。
「あッ゛♡あッへ♡♡あひッ゛♡♡♡ぁ゛ッーー♡♡」
「あはッ♡アヘってんのかわいい♡♡」
「ッ゛♡♡らめッ゛♡♡♡おかしく゛♡なるッ♡♡」
「いいよ♡おかしくなって?♡♡」
「ぉ゛♡♡ ぁお゛♡♡♡んぉ゛♡♡♡♡」
「ッ♡あーやばッ…イくッ…♡」
「おれもッ♡♡おれもッ♡イく゛♡♡♡」
「ん、一緒にイこーねッ♡」
シャークんのあったかい精液がナカに出されて、その刺激で俺も絶頂した。
「はぁッ♡はッー♡」
シャークんのモノが抜かれ、不足していた酸素を吸い込む。
必死に息を整えていると、ふわりと頭を撫でられた。
「寝てていいよ。…おやすみ、きんとき。」
その暖かい感触に安心して、ゆっくりと瞼を閉じた。
br視点
「んん…?」
あたりは寝静まって誰の声もしない深夜3時。
自室のベッドで寝ていると、サイドテーブルに置いておいたスマホが音を立てた。
重い体を起こし、スマホに手を伸ばす。
「こんな時間にだれ…ってシャークんか。」
画面に表示された腐れ縁の仲間の名前を見て、ため息をつく。
ていうかなんで今電話を?
さっき拾ってきた子供を地下に連れてお楽しみ中ではなかったのか。
「もしもーし。」
『…俺。』
画面をスワイプして応答すると、聞き慣れた声が聞こえてきた。
「こんな時間にどーしたの?僕寝てたんですけど〜?」
『今日拾ってきたガキの件だけど。』
僕の文句を無視してシャークんは話を続ける。
「あー、きんとき?だっけ?今受け入れてくれるお店と連絡とってるよー?来週ぐらいには…」
『…やっぱアイツ、俺んとこ置いとくわ。』
………え?
「はぁ!?」
シャークんの言葉に、深夜であることを忘れて大声をあげる。
「え、ちょっとどういうこと?」
『風俗送りにすんのはやめる。気に入ったから俺の側置いとくわ。』
淡々と話すシャークんにこめかみに汗が流れる。
「はぁ?どういう風の吹き回し?」
『…ちょっと色々あった。』
「色々って…まさか、あの子に惚れたなんて言わないよね??」
『……』
「え、待って嘘でしょ…?」
『…まぁ。』
シャークんの発言に、クラッと目眩がする。
まさかシャークんが、あの子供に…?
先程会ったきんときのことを思い出す。
別に大した特徴もないフツーの子供だった気がするけど…。あの子の何がシャークんをその気にさせたんだろうか。
「母親の借金は?」
『本人から徴収する。』
「…そのシゴト誰がやるの?僕に任せるとか言わないよね?」
『よく分かったな。』
「…最ッ悪。」
『アイツ見つけたら生かしたまま俺んとこ持ってきて。俺が殺すから。』
「…へーい……」
『ってことだから。店に話つけといて。』
「あーもう…分かったよ…。」
強情なシャークんに諦めて、了承の言葉を出す。
トホホ…せっかくお店と連絡とったのに…あそこのオーナー怖いんだよなぁ…。
「自分より年下の子供に手出すとか、シャークんサイテー。」
『人に言えないようなことたくさんしてきたんだから、今更だろ。』
「まぁそうだけど…」
文句を言っても、シャークんにサラリと躱される。
なんかもう文句を言う気力もなくなって、ベッドに飛び込む。
「もー…組織に置いておくからにはちゃんと使えるようにしといてよね。」
『おー、そうするつもり。』
「じゃあね〜…僕もう寝るから…」
『ん、おやすみ。』
ツー、ツー、と耳元から通話が切れた音がする。
「はぁ〜…」
スマホをベッドの上に放り投げる。
なんかもう疲れた。
眠いし、後のことは全部明日でいっか…。
再び静かになった部屋のベッドの上で、ゆっくりと瞼を閉じた。
コメント
8件
好き過ぎる。玩具よりもshさん本人のほうが良いっていうのがまた最高です 不憫なbrさん…オーナーさんとがんばってください…、、 shkn最高すぎます
はぁ……………好き(((
なんか、knさんが泣いたところで一緒に泣いちゃいました…(ガチ) マジで神だった…そうだよ、こういう神作品のために僕の感情移入能力があるんだよ…ほんと大好きですこの作品、ブクマ失礼します!!!