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14話「いつもの日常」
莉「……資料、完了しました」
分厚いファイルを机の上に置き、軽く息を吐く。
今日の業務も、いつも通り。
淡々と処理して、淡々と終わる。
幹部になったからといって、特別何かが変わるわけでもない。
コンコン。
扉をノックする音。
莉「どうぞ」
ガチャリと扉が開き、見慣れた二つの顔が現れる。
蘭「お疲れさま〜、莉々ちゃん♡」
竜「相変わらず仕事早いな」
莉「……何か御用でしょうか」
蘭「え〜、用がなきゃ来ちゃダメ?」
莉「はい効率が悪くなります」
即答すると、竜が吹き出す。
竜「即答すぎw」
蘭「ひど〜い♡ 俺、寂しいんだけどな♡」
莉「知りません」
二人は勝手に部屋へ入ってきて、ソファに腰を下ろす。
竜「それにしても、幹部になってから忙しそうだよな」
莉「通常業務です」
蘭「でも部下たち、めちゃくちゃビビってるよ♡」
莉「……誇張です」
竜「いや、マジで」
蘭「“あの佐藤さんに睨まれたら終わり”って」
莉「睨んでおりません」
蘭「無自覚なのが一番怖いって♡」
ため息をつき、資料をまとめ直す。
莉「それで、本当の用件は何でしょうか」
竜「んー、特に?」
蘭「顔見に来ただけ♡」
莉「……業務の妨げです」
蘭「冷た〜い♡」
竜「でさ」
竜「無理だけはしすぎんなよ」
莉「問題ありません」
蘭「またそうやって強がる〜♡」
莉「事実です」
ぴしっと言い切ると、二人は顔を見合わせて笑った。
蘭「やっぱ莉々ちゃん、面白いなぁ♡」
竜「からかい甲斐ある」
莉「……帰ってください」
その日の午後。
廊下を歩いていると、部下たちが一斉に姿勢を正す。
モブ「お疲れ様です!」
莉「お疲れ様。」
一礼して通り過ぎる。
――距離、広がったな。
そう思うが、気にしないことにした。
気にしても、どうにもならない。
角を曲がった瞬間、背後から声。
蘭「莉々ちゃ〜ん♡」
莉「……またですか」
竜「偶然、偶然」
莉「絶対違います」
蘭「相変わらず鋭いなぁ♡」
三人で並んで歩く。
この距離感だけは、幹部になっても変わらない。
少しだけ、肩の力が抜ける。
莉「……仕事、無いのですか」
竜「あるけど、サボり」
莉「感心しません」
蘭「でもさ」
蘭は少しだけ声を落とす。
蘭「幹部席、似合ってたよ♡」
莉「……」
一瞬、言葉に詰まる。
莉「……ありがとうございます」
小さく返すと、蘭は満足そうに笑った。
竜「照れてる?」
莉「違います」
即答。
二人は楽しそうに笑いながら、またくだらない話を続ける。
――こんな時間も、悪くない。
そう思ってしまった自分に、少しだけ驚いた
見てくれてありがとう!
今回ちょっと下手になったかもです
口調はAIに任せてるのでへんかも、
指摘されたら治してみせる!
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