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うわ、詰んだ…。

構えは緩めないが、内心、白旗を挙げていた。

……?

余程大きな太刀なのだろうか。大太刀の姿は少しずつ顕になるのに、肝心の大太刀使いの姿が見えない。これ程の物を扱える人となれば、そろそろ見えてもおかしくない。

……!

謎はすぐに解かれた。超巨大な太刀を超巨大な人が操っていたのではなく、とても小さな子が普通の大太刀を振るっていたのだった。8歳くらいと見て取れる少年は、民族衣装のような毛皮のケープコートを身にまとい、幼く可愛ながらも頼もしい顔立ちで大太刀を軽々と肩に担いでいる。

「……。」

「……。」

双方 目が合うと硬直した。

どうしてこんな小さい子が…。

どうしてこんな無防備な人が…。

「君、」

「お前、」

お互いを指さすと、同時に話し出した。

「あ、ごめn」

「お前、誰だよ。なんでこんなとこに?」

謝って譲ろうとした少女とは反対に、少年は続けた。その事にイラッとした少女は 物申そうとしたが、少年の問いに対して疑問を持った。

「…だれ……」

私の、名前。

おかしい。思い出せない。自分の名前だよ?わかるでしょ?ほら。あれだ。あの…。

「おい。どうした…?」

2つ質問をすると、行き場を無くした人差し指はそのままに、ある1点を見つめて黙りこくる少女を、少年は不思議に思った。

声を掛けられ、我に返った少女は慌てた。

「あ。えと、ケイ!私は、ケイ。どうやってここに来たのかはわからない…。」

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