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宝石が去った後緑緑らは食べ物を満喫していた。「緑緑様、この蜜柑の果汁水飲んでみてくださいよぉ。とっても美味しいんですよぉ。」とユンが使用人から貰い果汁水を渡す。「では、頂きます。」と緑緑は果汁水を飲む。味がさっぱりしていてどこか心地いい味わいだ。「美味しいです。」「フフン。でしょぉ。」とユンは自慢げだ。ユンが作っていないだろうに。「それにしても皇弟様は話の相手大変ですね。」と緑緑は皇弟がいるであろう場所を見て呟く。「ふふ。皆、縁故を作っておきたいのですよ。」とグアンは緑緑の呟きに応える。「そうですよぉ。皇弟なんて滅多に私達は見れたり話たり出来ませんからぁ。」とユンも続けて言う。「そうですか。では、今のうちに食事し放題ですな。」「あはは。緑緑様の食事している顔は美しいですぅ。ですから沢山食べてくださいねぇ。」と少し揶揄って言った。「では、まずこちらはいかがでしょうか。緑緑様」とグアンは使用人が持っていた、出来たての焼売の入った皿を緑緑に差し出す。「作りたてですねぇ。緑緑様良かったですねぇ。」とユンは焼売を見て言う。「はい。良かったです。」と緑緑は言い焼売を皿の上で箸で焼売を切り分ける。これは、緑緑の癖で何が入っているのか確認の為切り分けている。というのも、緑緑は蟹が食べれないのだ。小さい頃、蟹を食べたら呼吸困難になってしまった。そこから蟹が入っていそうな物は分解して1粒ずつ食べるようになった。「緑緑様、いくらなんでも外では駄目ですよぉ。」とユンは嫌な目をして緑緑に訴える。「しかし、蟹が入っているか確認をしたいです。」と緑緑は箸を動かしながら言う。「緑緑様、今は私達に話しかけて来てないのでいいですが、人が話しかけて来たら辞めてくださいね。」と言う。「わかりました。では頂きます。」と緑緑は豚肉を1口、玉ねぎを1口、生姜を1口食べていく。そして、きのこらしき物を口に入れる。「今回も蟹が無くて良かったですねぇ。」「そうでしょうか。しかし、毒きのこは私初めてですね。」と緑緑はいつもより声を低く、ドスの効いた声で言った。
「えっ、どういう事ですかっ。」とグアンは珍しく焦って言った。「えっあの、大丈夫ですかぁ?」とユンも焦っている。「大丈夫ですよ。まだ飲みこんでいませんから。でも、酷く辛い毒きのこです。」と緑緑は落ち着いた声で言う。「まあ、ひとまずうがいしてきましょう。」とユンが寄り添い、井戸へ向かった。
(ここまでにしますね。(作者が好きな小説・アニメ・漫画の風味を少し入れすぎました、、、。まあおっけーかな?))