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倉庫の空気が張り詰める。
莉「その人を解放してください」
リーダーの男が笑う。
「それでも頷くバカがとこにいるんだw」
莉「……」
莉「全員、倒しますか?」
数秒の沈黙。
そして。
男たちが一斉に笑い出した。
「ははっ!」
「聞いたか?」
「一人で俺たち全員?」
倉庫の奥から、さらに数人の男が出てくる。
十人以上。
鉄パイプ、ナイフ、バット。
完全な包囲。
椅子に縛られた男は顔を青くする。
男「……逃げてください」
莉「無理ですよ」
即答。
男「……どうして」
莉は一瞬だけ男を見る。
莉「あなたが捕まっているからです」
男「……」
言葉を失う。
リーダーが手を叩く。
「いいねぇ」
ニヤニヤ笑う。
「その余裕、いつまで続くかな」
手を振る。
「行け」
次の瞬間。
十人以上が一斉に襲いかかった。
最初に来た男が鉄パイプを振る
体をずらす。
空振り。
そのまま手首を掴む
捻る。
「がっ!」
鉄パイプが落ちる。
拾い上げる。
振り抜く。
ゴンッ。
男が倒れる。
背後からナイフ。
振り向かない。
体を沈める。
刃が空を切る。
腹に膝蹴り。
「ぐっ……!」
さらに一人。
蹴り。
回し蹴り。
次々と男たちが倒れていく。
男「……」
縛られたまま、呆然と見る。
――速い。
動きが見えない。
まるで訓練された兵士のような動き。
だが。
数は多い。
三人同時に襲いかかる。
鉄パイプが肩をかすめる。
鈍い音。
莉「……」
表情は変わらない。
だが、動きが一瞬遅れる。
「今だ!」
男たちが一斉に距離を詰める。
ナイフが振り下ろされる。
男「やめろ!!」
叫ぶ。
だが止まらない。
バットが振り上げられる。
その瞬間。
――ガンッ!!
突然、倉庫の扉が勢いよく開いた。
男たちの動きが止まる。
入口に、二つの影。
蘭「いや〜」
ゆっくりと歩いてくる。
蘭「楽しそうなことしてるじゃん♡」
竜「俺らも混ぜろよ」
灰谷兄弟。
倉庫の空気が一瞬で変わる。
リーダーが顔を引きつらせる。
「……灰谷」
竜が肩を回す。
竜「莉…」
莉「来ないでください」
蘭「え?」
莉「任務ですよ、?私の」
竜胆は一瞬黙る。
そして笑う。
竜「バカ言え」
蘭も笑う。
蘭「仲間が殴られてるの見て帰るほど、俺ら優しくないの♡」
莉「まだ殴られてませんけど…」
男たちがざわめく。
「最悪だ……」
「梵天が三人……」
蘭が首を傾げる。
蘭「まだやる?」
蘭が警棒を取り出す
竜「続き、やろうぜ」
莉々は小さく息を吐いた。
莉「……面倒ですね」
だが。
その目は、さっきより冷たくなっていた。
毎日投稿めんどくさいね
ちゃんと感謝伝えられてえらい!自分!( ˘꒳˘)
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