テラーノベル
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楠木side
風鈴にふらっと立ち寄れば何処もかしこもイルミネーションばかりで目が痛くなる。
この光は俺には眩しすぎる……。
遠目に風鈴生が見回りをしているのが分かりスっと路地裏に入り裏路地で移動する。
特別な日に俺みたいな奴と逢うのは相手側には失礼だ。
そんな時スマホを入れていたズボンが振動する。
スマホを出して確認すると
梅宮『今日って空いてたりする??もし時間あるなら俺とクリスマスデート、しねぇ?』
クリスマスデート、ねぇ。
俺はそのまま返信せず既読無視を決める。
風鈴の頭であるお前とデートなんしたらお前の威厳下がんだろ…。
俺はそのまま酒屋で酒を買って帰路に着く。
ついでにアジトの奴らにもお菓子を買って少しでもクリスマスを分かち合えたら嬉しい。
フッと笑みが零れる。
梅宮「楠木ッ!」
咄嗟に呼び止められて後ろを振り向けば
嬉しそうに近寄る梅宮。
梅宮「なんだなんだァ!コッチに来てるならそう言ってくれよぉ!メッセージ送ったんだが返信来ねぇからさ…、なぁ?今日時間取れねぇの??」
へにょっと眉毛を下げて俺の両腕を掴んで捨て犬のような顔をする梅宮を見ると…、どうも上手く言えない。
楠木『…今日はクリスマスなんだろ?お前は風鈴や街のヤツらと楽しむべき存在だろ…。』
梅宮『それなら昼間にもう渡してきたッ!俺は夜楠木の逢いたいから……、なぁ、ダメか?』
本当にコイツ……。
楠木『…、分かった、でも菓子を下っ端に渡しに行きたいからその後でもいいか?』
梅宮「勿論!何なら俺も一緒に行く!!寒い日には豚汁だッ!俺が作ってやる!!皆に食わしてやらないとなッ!!」
誇らしげに言う梅宮に
楠木『……そうだな、お前の豚汁、美味しいもんな。』
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