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もりふみや推し
1
𖤐·̩͙
12,617
RANは「KAIRYU…。かわい、」
とまさに目の前にいる愛する恋人を目でとらえ愛おしそうに見つめていた。
KAIRYUもその熱い視線から目をそらすことができなかった。
RANの首を撫でるそのしっかりとした手首をKAIRYUの華奢な手が必死につかんでいる。
その光景すらRANにとってはさらに自分を奮い立たせるものだった。
KAIRYUも我慢の限界で、目をウルウルさせながらRANのことを声にならない耐える声が漏れながらも必死に見つめて対抗していた。
「…かいりゅー?どうしたん、そんな目で見て。」「辛いん…?」と快感と必死さにKAIRYUがどんな気持ちでいるのかわかっているのにわざとらしく問いかけた。
それに対し、上目遣いでKAIRYUは…。
「……つ、辛いわけ……ないやろ……っ」
首元を包み込む手首を必死に掴み返したまま、KAIRYUは涙で潤んだ瞳をさらに大きく開いて、上目遣いにRANを睨みつけた。
けれど、強がりの言葉とは裏腹に、その声は甘く掠れ、呼吸も浅く乱れきっている。
耐えかねて漏れ出す熱い息が、至近距離にいるRANの頬をくすぐった。
「……意地悪言うな……っ。知っとるくせに……っ」
真っ赤な耳と、とろんと蕩けた目元。
自分から視線を外そうとせず、快感に翻弄されながらも真っ直ぐに自分を映し出しているその健気な姿に、RANの胸の奥でドロリとした熱い感情が渦を巻く。
「ふふ、知らんよ? 言ってくれな分からへん」
RANは首筋を支える手に少しだけ力を込め、親指の腹でKAIRYUの白い皮膚をすーっと優しく撫で上げた。
「んぁっ……!? ……あ……っ、らん……っ!」
ビクッと背筋を跳ねさせ、掴んでいた手首にぎゅっと爪を立てるKAIRYU。
弱点を容赦なく弄られ、ついに耐えきれなくなった彼は、潤んだ瞳からぽろりと大粒の涙を零しながら、降参するように自ら首を伸ばし、RANの胸元へと額を押し当てた。
「……らんが……好きすぎて……おかしくなりそうなんや……っ」
消え入りそうな声で絞り出された、素直すぎる愛の告白。
「……触られるだけで……頭フワフワして……痛いくらい……気持ちええの……っ。……だから、もういじわるせんといて……っ」
KAIRYUの細い指先が、RANの服の裾を縋るようにギュッと握り締める。
普段のカッコつけたプライドも、ツンツンした態度もすべて溶けてなくなり、ただ純粋にRANの愛を求めて甘える恋人の姿。
その可愛さと愛おしさに、RANの理性の糸は跡形もなく消し飛んだ。
「……っ〜〜〜〜〜、ほんま……ズルいわ、かいりゅー……」
低く掠れた声で呟いたRANは、KAIRYUの首元に回していた手をそのまま頭の後ろ へと滑らせると、逃がさないようにガシッと固定し、そのまま強い力で顔を引き寄せた。
「……もう手遅れ。朝まで絶対に許してあげないから」
重なる熱い唇と、首筋に残る痺れるような感触。
KAIRYUの甘い鳴き声と激しい呼吸が部屋に響き渡り、二人の夜はどこまでも甘く、濃密に更けていった。
コメント
1件
うわあ、めっちゃ熱い……! 今回はKAIRYUが完全に溶けきってたね。いつものツンツンした態度が全部とろけて「好きすぎておかしくなりそう」って素直に告白する場面、すごく良かった。RANの「朝まで絶対に許さない」も、甘くて危険で、もう理性が吹っ飛んでる感じが伝わってくる。弱点責められて泣きながらも睨み返すKAIRYUの健気さに、こっちまで胸が苦しくなったよ。続きが気になる……!