それから俺は菊に連絡をとったが『ご心配なく、大丈夫です』などの連絡しか無かった
「はぁー。一体何なんだよ」
「ため息着いてどうしたのよ」
「!?妖精さん…」
別に菊と王耀達の事だし此処で妖精さんを困らせるのはなぁ
「なん..でもないぞ」
「…本当は何かあったんでしょ。責めたりはしないから話していいのよ^^」
「妖精さん…!」
「実は…」
「そんな事あったのね。」
「そうなんだ、俺どうすればいいか分からねぇんだ」
「そうだなぁ、その菊さん以外の人と1回詳しく聞いたり様子を見たりしてあるいは菊さんの気持ちを詳しく知ったりするのはどうかしら」
「お前達…有難うな!!今すぐでも行ってくるぜ」
「頑張ってね」
妖精さん達のおかげで今俺がどうすればいいのか分かった気がするぞ!!早速実行していこうじゃないか!!
ー世界会議ー
今回菊が来ていないらしい。これはチャンスかもな。
前に菊の家に行ったが留守だったそうだから菊には聞けなかった、でも今は菊以外の奴らがいる!!
チャンスだ
「んじゃ会議を始めるー」
「待ってくれアルフレッド。」
「どうしたんだアーサー」
「今から始まる終わらない会議の前に質問があるんだ」
「ヴェッ、サラリと要らないことを言ってた気が…」
「アーサーなにであるか」
これは菊のことを考えて怪しまれない程度に…
「菊のことあるか?」
「ま、まあな」
「そのお前らはハメられただの国民を虐めたとか言ってただろ?
それで本当にお前らをハメたのか?」
オイ馬鹿俺!!こんな事言ったらもう俺が答えを知っているように聞こえるじゃねぇか!!!!
「どういう事あるか」
「ハメたに決まっているんだぞ!!俺も耀達も全員被害者なんだぞ!!」
なんかあいつら怒りとか悲しみとかも混ざってるけど目の中が….
「じゃあ!!なんでお前らはそんなに目をしているんだ」
「そんな目?そんな目ってなんや。別に悲しとかはあるんやけどお前が言ってる事は理解出来へんわ」
これは俺の語彙力の話だな、クソがァ
でも言いたいことは言ってさっさと帰って次に行かないと!!
「逆になんでお前がそんなに真っ直ぐな目になっているある?そんな真っ直ぐになる事無かったあるよ」
「べ、別にお前に関係無いだろ!! 俺はただ答えが欲しいだけなんだ」
「答えか。答えがあるなら俺達はとっくに探してるぞ。今この状況が答えなんだぞ」
数秒沈黙に空気が段々重くなっていく
「そうかよ。俺はもう帰るからな」
「えお、おいまだ会議が」
「もういいよまた行くから」
「アルフレッド無駄であるよ」
「…」
今が答え…か
今の状況が答えならあの菊は一体何なんだ
それとあいつらが見た菊は一体誰なんだ
まあいい菊にも聞こう
コメント
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very good