テラーノベル
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一度触れたロウの唇
離れた瞬間にすぐに触れたくなる
俺は何度も口付けをしながらロウを布団の上に押し倒した
「んっ!‥‥リトっ‥‥」
「もう一回‥‥」
「あんっ‥‥んんっ‥‥」
角度を変えながらどんどん深くなる口付け
それは俺の理性を無くさせ、欲求だけが増えていく
肩にかけただけの着物を脱がせ、その肌に鼻先をつけた
「ハァ‥‥リト‥‥ここじゃ‥‥」
「‥‥待てないよ、ロウ」
「あっ!でも‥‥リトっ!」
俺の腕にすっぽり埋まるロウの体をだきしめながら、俺はロウの中に沈んでいく
「あ‥‥あぁっ‥‥んんっ!」
「ダメだよロウ‥‥大きな声は出しちゃ‥‥」
「んっ‥‥‥‥でも‥‥」
「こんな事言ったのに‥‥ごめん‥‥俺が止まらないっ」
「んぁっ!‥‥リトっ‥‥待って、これだけでいっちゃうっ!!」
ロウが荒い呼吸を止めると腹の上に残滓が飛び散った
その動きに俺もロウの中で自分を解き放つ
「ハァ‥‥ハァ‥‥んっ‥‥」
「ロウ‥‥大丈夫?」
俺がロウにそう聞いた時
俺は動きを止めた
今確かに‥‥
それは時間を置かずともまた聞こえた
ゴゴゴゴゴ‥‥
そして間を開けずにまた轟き出す
ゴゴ‥‥
ゴゴゴゴゴ‥‥‥‥
一度目は遠くに聞こえた雷鳴
それが二度目はすぐそこまで来ていた
あまりにも早すぎる‥‥
「‥‥‥‥雷?」
「‥‥んっ‥‥何?」
「雷が鳴ってる」
そう俺が言うと、今度はすぐ近くに雷が落ちた
ドーンと言う音がしたと思うと、バリバリと地面が震えるほどの雷鳴
その音にロウが俺にしがみついた
「‥‥近かったな」
「これって‥‥やっぱり‥‥」
「‥‥早く出よう」
俺たちは身支度を整えると急いで戸を開けた
その時こちらに向かう数名の足音が聞こえる
その足音も掻き消す様な強い雨が降り出した
「ロウ‥‥俺の背中に乗って」
「えっ⁈」
「早くっ!!」
しゃがんだ俺の背中にロウがしがみ付くと、俺は急いで神社の敷地を出て行こうとした
だが、その後ろ姿を見られた様で、すぐに追いかけて来る
「‥‥待つんだ!」
「天照大御神様を何処に連れてく気だ!」
ぬかるむ道を走る
何処に向かうかなんてわからない
ただ山道を全力で駆けていく
そんな中
何かが俺の足に飛んで来た
それは物凄い痛みで、俺はバランスを崩し、ロウが背中からずり落ちる
しかも片側が崖になっている方へ体が傾き、そのまま転がり落ちて行った
「リトっ!!」
逆さまになったロウが俺に手を伸ばしている
良かった‥‥
お前まで一緒に落ちるとこだった
頼むから早くそこから逃げてくれ
そのままだとまたアイツらにロウが捕まってしまう‥‥
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Kojigyu
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コメント
4件
うわああ第8話読み終わったんだけどもう胸がいっぱいすぎる😭💕✨ 始まりの口づけから一気に距離が縮まる2人にドキドキ止まらんかったし、その直後の雷と追っ手…リトの「待てないよ」と「背中に乗って」のギャップがエモすぎて泣いた…! 最後、リトが落ちていくところで「良かった…お前まで一緒に落ちるとこだった」の台詞、マジで心臓ぎゅってなったよ…次が気になりすぎるよ蒼月さん!!😭💖