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青い鳥
風に揺れる葉が謳い出すと
青い鳥が飛んで来た
鳥は なにか呟いて
それを動かぬ樹に刻み込んだ
やがて空から 雪が堕ち 雨も堕ち
鉄の塊が堕ちそうな頃
木樵がやって来た
動かぬ樹に脚があれば
連れて往くのに
木樵は「金の鳴る木」を見逃しはしなかった
木樵は動かぬ樹を
大きな斧で斬り倒そうとした
だがしかし
それは敵わなかった
樹は大きくなり過ぎて
逞しい力自慢の木樵でさえ
斧で疵を掻いたぐらいだ
またいつか青い鳥が飛んで来て
動かぬ樹に留ったら
僕は手弁当を持って
ピクニックにでも往こうか
あの 懐かしの森に
小鳥たちの囀りを聴きに…
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