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最近、バハムートは疲れている様に見える。
どこか泣いている様な哀しそうな顔をしている。
私 「おい、大丈夫か?」
バハムート 「…!あぁ、大丈夫だ」
ボーっとして、何かを考えている様にも見える。
アイツは元から無理をする性格だが、今回は異常だった。
私 「バハムート、お前何かあったのか?」
バハムート 「…何でもない!大丈夫だ!」
私 「はぁ…じゃあ何で泣いてるんだ?」
バハムート 「えっ…」
バハムートの眼からは大粒の涙が溢れて居た。
私 「知らぬ間に溢れたなら、お前の心が限界なんだ。私じゃ頼りないか?」
バハムート 「…話しても…良いのか…?」
私 「いくらでも言ってくれ」
バハムート 「私は…友達が居たんだ…でも、私が殺してしまった…馬鹿だよな、私はたった一人の友人でさえ失うんだから…」
私 「そうか…きっとお前の友人はお前が好きだった。お前の事が特別で、
ずっと一緒に居たかったと思う」
バハムート 「…そうだよな…やっぱり私なんか…」
私 「でも、お前が笑った顔を見たいとも思う。せめてお前だけには、幸せに生きて欲しいんじゃないか?」
バハムート 「どうしてだ?私は命を奪ったんだ。嫌われて当然だ」
私 「私は生まれ変わりだからな」
バハムート 「えっ?」
バハムートは驚いた顔をしてこちらを見つめる。
私 「ソーアだったか?私はアイツの生まれ変わりだ」
バハムート 「どうして…それを…」
私 「あのお方に聞いたんだ。お前の悩みは何かって」
至高神様 「お前はバハムートの友人、ソーアの生まれ変わりだ」
私 「…」
至高神様 「意思を自由に切り変えられる。お前がどうするかは選べば良い」
私 「だから、最悪私は自分の意思を捨てて、ソーアとして生きても良い」
バハムート 「でも…そうしたらお前が居なくなるだろ!」
私 「何だ気付いてるのか、そうだな、私の意思は消えてソーアがこの身体を
使うんだ。それで良いだろ?」
バハムート 「良くない!私はお前の傍に居たいんだ!」
バハムートはいつもとは違う幼い様な話し方だった。
私 「どうしてだ?」
バハムート 「だって…お前の代わりなんて居ないし…初めてだったんだ…私と戦っても、
嫌そうにしないで、受け入れてくれたのは…」
私 「そんなの当たり前だろ?お前以外私と戦ってくれる奴が居ないんだ」
バハムート 「それが嬉しかった。だから傍に居て欲しいんだ。駄目…か…?」
私は今までバハムートの事を本気で信頼して居た。
口には出さないけど、大好きな 家族だから。
でも、嫌われてると思って居た。
私は友人が出来ても、ここまでの信頼を持った事は、あの時以外無い。
だから、ネットだろうが、現実だろうが、信頼すれば私にとっては宝物だ。
絶対に嫌われたくないし、失いたくない。
だったら言いたい事を言おう。
失っても後悔しない様に。
私 「バハムート、ありがとう。私はお前が居てくれて幸せだ。だから、これからも
よろしくな、相棒」
バハムート 「…!あぁ!ずっと一緒だ!」
最後まで読んで頂きありがとうございました♪
実はゾディアークさんの心の声は、ほぼ私の考えている事です!
私は今まで友達が居ても、これ以上信頼したのは初めてです。
こんな所で言うのは変ですが、天翔様にいつも救われています。
本当にありがとうございます。
ずっと仲良く居れたら幸せです。
きっと神様が不登校にさせたのはみなさまに出逢う為だったのでしょう!
いつか逢う日を楽しみに待ってますね♪
それではまたお会いしましょう!