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次の花火があがる頃までに

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次の花火があがる頃までに

8 - 8,次の花火があがる頃までに

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2024年06月29日

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8,次の花火があがる頃までに












AM 6:46



渡:んぁ〜…バイトだり、


今日は花火の日


蓮くんを待たせる訳には行かないから、早めに行って早めにあがる


渡:飯…



お腹はすいたけど、バ先で食べればいいか


そう思い俺は、開店前にカフェに着くようにした






宮:…渡辺くん今日早くない?


渡:え、そうっすか?いつもこんくらいに来てると思うんすけど


宮:それはないね。君いつも遅刻ギリギリ



渡:…さーせん


この店長まじでいつも俺らのこと見てるよな


まじ何者?



宮:そういえば、今日花火大会だねー


渡:そうっすね。店長は行くんすか?


宮:…笑 行かないよ。会ったら気まずいでしょ?



渡:…確かに、って 俺花火大会行くの言いましたっけ


宮:んー、勘!笑


渡:えぇ…笑



俺は店長の観察力に思わず苦笑いしてしまった















PM 6:25



花火大会は7時から始まる




目:…


家から花火大会の場所って結構近いんだよね


約10分くらい





7時集合だけど、翔太くん少し遅くなるよね


でも、もしかしたら翔太くんいるかもしれないし…



50分には出とこうかな



うん。そうしよう




それから俺は、スマホなどを見るなりして時間を潰した





6:48



目:っあ、もうそろそろだ



俺はカバンを持ち、玄関を出た



















目:ん、混んでるな…


お祭りのせいか、いつもよりも混んでいた


車で行かなくてよかったかも…笑



しばらく歩いていると


目:…ここら辺かな、?



集合場所に着いた


翔太くんは居ないし、まだなのかな



翔太くんにメールを送ろうと


スマホを開けた途端



ガシッ





目:へッ、


急に腕を掴まれたと思えば近くの裏路地へと連れ込まれた





目:…っ、



モブ1:お前“ 目黒蓮 ”だよな?笑


モブ2:やっべーまじじゃん!笑



目:ッッ、



俺は突然の事で声が出せなかった





モブ1:なんしてんのこんなとこで、笑笑




モブ2:なぁなぁ、こいつの乱れた顔投稿したらバズんじゃね?笑笑




目:…はッ、?



モブ1:うわそれいいな笑 やるか



怖い


嫌だ


そんな感情が一気に出てくる



目:ッいや、


モブ1:は?拒否権ねーよ笑(触




目:やめてッ!触んな!!


モブ2:大人しくしとけよっ!



必死に抵抗するも押さえつけられていて無駄だった



それに、裏路地のせいで人の助けも来ない




嫌だ、翔太くん以外に触られたくない





ピコンッ



すると俺の持っているスマホから一通のメールが来た



モブ1:ん?誰だ(取



目:見んなっ…!



モブ1:渡辺…?誰だよコイツ笑 彼氏かぁ?


モブ2:おめぇ彼氏いんのかよ笑



目:ちがッ、!



モブ1:どうせならそいつにもお前の乱れた顔みせてやろーぜ笑


モブ2:ははッいいな笑



もう嫌だ…


誰か助けて、!!



そう思った時




?:ねぇ〜何してんの?


モブ1:あ?


目:ッ!!佐久間くんっ、(泣



佐:蓮!大丈夫?



モブ2:は?こっちが彼氏かよ、


モブ1:おい、行くぞ


モブ2:覚えとけよ?目黒蓮、笑





目:ッ、(ビクッ


佐:大丈夫!?(駆寄



ギュッ



目:佐久間くん゛っ、怖かった…(泣




佐:れん…もう大丈夫だよ



佐:とりあえず、人の多い場所行こっか


目:う゛んッ、













渡:…蓮くん




俺の視界には、佐久間と蓮くんが抱き合っている姿が見えた



なんで、




渡:ッ…


悔しくて、悔しくて仕方がなかった



もう無理なんだ。そう思った




渡:…帰ろっかな


そう思い歩くと




<翔太くんっ!!




振り向くと同時に蓮くんが抱きしめてきた




渡:…蓮く、



目:翔太くん!!…会いたかった、



何を言っているか分からなかった



佐久間に“ 告白 ”されていたのに会いたかった、


なんて




渡:蓮くん、離して?



目:ぁ、ごめッ…




渡:告白、されたんでしょ?


渡:もう、俺の事なんて気にしなくていいよ




目:っえ、?何言ってるの?俺はッ



渡:気遣ってるんならもういいからっ!!!



目:っ(ビクッ


気づけば俺は蓮くんに怒鳴っていた





目:え…?翔太くん?どうしたのっ?



渡:俺はっ、俺は…



渡:ずっと、蓮くんが好きだったんだよ…っ、





目:っえ、…





渡:高校の時、










高校時代




渡:やっぱ海いいな〜


ラ:ね笑



俺はよくこの海にラウールと来ていた




渡:…ん、?




目:…




渡:なぁ、あれ(目黒見



ラ:ん?あーあの人?もしかして知らない?



渡:(頷



ラ:あの人はねー1年A組の“ 目黒蓮 ”くんだよ!


ラ:学年1モテてるんだって!


渡:目黒、れん…




ラ:でも、なんか「彼女取られたー」とかで男子からはあんま評判良くないらしいよ


ラ:あと友達もいないとか…


渡:…



1人寂しく海を眺めている姿は、綺麗で


俺を魅了した



モブ:あ、れんく〜ん!こんなとこにいたんだ


モブ:みんな待ってるよ?♡


目:あ…うん笑 ごめんね(苦笑



その姿が忘れられなかった俺は


積極的に話しかけに行った




渡:すいませーん。目黒くんっていますか〜?



モブ:蓮くん!呼んでるよ?


目:え、あうん




こうして


話すうちに、蓮くんは女子だけでなく俺まで虜にしてしまった











渡:蓮くんといる時が1番、楽しかった…




でも、もう終わりかな笑



幼馴染 対 俺 じゃ当然敵わないよね



渡:またね。蓮くん



渡:あ、本当は言いたくなかったけど、





渡:幸せになってね…(泣







振り向いた瞬間



ギュッ



渡:っ、!




目:ごめんッ、ごめんね翔太くんっ(泣



目:気持ちに気づいてあげられなくて、!



目:俺も、翔太くんが好きだよ、!!




渡:ぇ、




目:友達のいなかった俺に、優しく接してくれた、



目:俺の居場所を作ってくれた、



目:翔太くんが、大好き…っ




抱きしめられた力が強くなる


なんだ、俺の勘違いかよ、




渡:そう…だったんだ…泣



渡:ありがとう蓮くんっ、また、一緒いていいんだね…ッ、(泣




目:もちろんっ!







目:翔太くん、花火見に行こ?(手差出



渡:うん!(繋










ヒュードォン




渡:やっと見れた…



目:うん。嬉しいな





渡:蓮くん。改めて



渡:俺と、付き合ってください、!



目:はい、!もちろん



花火をバックに、影だけが映る





ヒュー



ドォン





目:翔太くん、俺からのプレゼントっ



渡:え?








チュ___








これが一番、綺麗で最高な花火だった












次の花火があがる頃までに______















Fin


















〜あとがき〜





最後まで見て下さりありがとうございました!!



連載はこれで終了となります🥹



たくさんの♡ありがとうございました!!!





またすとーりー考えてるんですけど、



もう2つもボツになりかけで、やばいです



なので、皆様めめなべ(なべめめ)のリクエストがあれば全然書いちゃいます!ちな、連載型です



もちろん。私も考えますけどね?



次の連載まで待っていただけたらなと思います♡







では、お疲れ様でした〜



この作品はいかがでしたか?

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コメント

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めっちゃええ話やん

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