この作品はいかがでしたか?
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8,次の花火があがる頃までに
AM 6:46
渡:んぁ〜…バイトだり、
今日は花火の日
蓮くんを待たせる訳には行かないから、早めに行って早めにあがる
渡:飯…
お腹はすいたけど、バ先で食べればいいか
そう思い俺は、開店前にカフェに着くようにした
宮:…渡辺くん今日早くない?
渡:え、そうっすか?いつもこんくらいに来てると思うんすけど
宮:それはないね。君いつも遅刻ギリギリ
渡:…さーせん
この店長まじでいつも俺らのこと見てるよな
まじ何者?
宮:そういえば、今日花火大会だねー
渡:そうっすね。店長は行くんすか?
宮:…笑 行かないよ。会ったら気まずいでしょ?
渡:…確かに、って 俺花火大会行くの言いましたっけ
宮:んー、勘!笑
渡:えぇ…笑
俺は店長の観察力に思わず苦笑いしてしまった
PM 6:25
花火大会は7時から始まる
目:…
家から花火大会の場所って結構近いんだよね
約10分くらい
7時集合だけど、翔太くん少し遅くなるよね
でも、もしかしたら翔太くんいるかもしれないし…
50分には出とこうかな
うん。そうしよう
それから俺は、スマホなどを見るなりして時間を潰した
6:48
目:っあ、もうそろそろだ
俺はカバンを持ち、玄関を出た
目:ん、混んでるな…
お祭りのせいか、いつもよりも混んでいた
車で行かなくてよかったかも…笑
しばらく歩いていると
目:…ここら辺かな、?
集合場所に着いた
翔太くんは居ないし、まだなのかな
翔太くんにメールを送ろうと
スマホを開けた途端
ガシッ
目:へッ、
急に腕を掴まれたと思えば近くの裏路地へと連れ込まれた
目:…っ、
モブ1:お前“ 目黒蓮 ”だよな?笑
モブ2:やっべーまじじゃん!笑
目:ッッ、
俺は突然の事で声が出せなかった
モブ1:なんしてんのこんなとこで、笑笑
モブ2:なぁなぁ、こいつの乱れた顔投稿したらバズんじゃね?笑笑
目:…はッ、?
モブ1:うわそれいいな笑 やるか
怖い
嫌だ
そんな感情が一気に出てくる
目:ッいや、
モブ1:は?拒否権ねーよ笑(触
目:やめてッ!触んな!!
モブ2:大人しくしとけよっ!
必死に抵抗するも押さえつけられていて無駄だった
それに、裏路地のせいで人の助けも来ない
嫌だ、翔太くん以外に触られたくない
ピコンッ
すると俺の持っているスマホから一通のメールが来た
モブ1:ん?誰だ(取
目:見んなっ…!
モブ1:渡辺…?誰だよコイツ笑 彼氏かぁ?
モブ2:おめぇ彼氏いんのかよ笑
目:ちがッ、!
モブ1:どうせならそいつにもお前の乱れた顔みせてやろーぜ笑
モブ2:ははッいいな笑
もう嫌だ…
誰か助けて、!!
そう思った時
?:ねぇ〜何してんの?
モブ1:あ?
目:ッ!!佐久間くんっ、(泣
佐:蓮!大丈夫?
モブ2:は?こっちが彼氏かよ、
モブ1:おい、行くぞ
モブ2:覚えとけよ?目黒蓮、笑
目:ッ、(ビクッ
佐:大丈夫!?(駆寄
ギュッ
目:佐久間くん゛っ、怖かった…(泣
佐:れん…もう大丈夫だよ
佐:とりあえず、人の多い場所行こっか
目:う゛んッ、
渡:…蓮くん
俺の視界には、佐久間と蓮くんが抱き合っている姿が見えた
なんで、
渡:ッ…
悔しくて、悔しくて仕方がなかった
もう無理なんだ。そう思った
渡:…帰ろっかな
そう思い歩くと
<翔太くんっ!!
振り向くと同時に蓮くんが抱きしめてきた
渡:…蓮く、
目:翔太くん!!…会いたかった、
何を言っているか分からなかった
佐久間に“ 告白 ”されていたのに会いたかった、
なんて
渡:蓮くん、離して?
目:ぁ、ごめッ…
渡:告白、されたんでしょ?
渡:もう、俺の事なんて気にしなくていいよ
目:っえ、?何言ってるの?俺はッ
渡:気遣ってるんならもういいからっ!!!
目:っ(ビクッ
気づけば俺は蓮くんに怒鳴っていた
目:え…?翔太くん?どうしたのっ?
渡:俺はっ、俺は…
渡:ずっと、蓮くんが好きだったんだよ…っ、
目:っえ、…
渡:高校の時、
高校時代
渡:やっぱ海いいな〜
ラ:ね笑
俺はよくこの海にラウールと来ていた
渡:…ん、?
目:…
渡:なぁ、あれ(目黒見
ラ:ん?あーあの人?もしかして知らない?
渡:(頷
ラ:あの人はねー1年A組の“ 目黒蓮 ”くんだよ!
ラ:学年1モテてるんだって!
渡:目黒、れん…
ラ:でも、なんか「彼女取られたー」とかで男子からはあんま評判良くないらしいよ
ラ:あと友達もいないとか…
渡:…
1人寂しく海を眺めている姿は、綺麗で
俺を魅了した
モブ:あ、れんく〜ん!こんなとこにいたんだ
モブ:みんな待ってるよ?♡
目:あ…うん笑 ごめんね(苦笑
その姿が忘れられなかった俺は
積極的に話しかけに行った
渡:すいませーん。目黒くんっていますか〜?
モブ:蓮くん!呼んでるよ?
目:え、あうん
こうして
話すうちに、蓮くんは女子だけでなく俺まで虜にしてしまった
渡:蓮くんといる時が1番、楽しかった…
でも、もう終わりかな笑
幼馴染 対 俺 じゃ当然敵わないよね
渡:またね。蓮くん
渡:あ、本当は言いたくなかったけど、
渡:幸せになってね…(泣
振り向いた瞬間
ギュッ
渡:っ、!
目:ごめんッ、ごめんね翔太くんっ(泣
目:気持ちに気づいてあげられなくて、!
目:俺も、翔太くんが好きだよ、!!
渡:ぇ、
目:友達のいなかった俺に、優しく接してくれた、
目:俺の居場所を作ってくれた、
目:翔太くんが、大好き…っ
抱きしめられた力が強くなる
なんだ、俺の勘違いかよ、
渡:そう…だったんだ…泣
渡:ありがとう蓮くんっ、また、一緒いていいんだね…ッ、(泣
目:もちろんっ!
目:翔太くん、花火見に行こ?(手差出
渡:うん!(繋
ヒュードォン
渡:やっと見れた…
目:うん。嬉しいな
渡:蓮くん。改めて
渡:俺と、付き合ってください、!
目:はい、!もちろん
花火をバックに、影だけが映る
ヒュー
ドォン
目:翔太くん、俺からのプレゼントっ
渡:え?
チュ___
これが一番、綺麗で最高な花火だった
次の花火があがる頃までに______
Fin
〜あとがき〜
最後まで見て下さりありがとうございました!!
連載はこれで終了となります🥹
たくさんの♡ありがとうございました!!!
またすとーりー考えてるんですけど、
もう2つもボツになりかけで、やばいです
なので、皆様めめなべ(なべめめ)のリクエストがあれば全然書いちゃいます!ちな、連載型です
もちろん。私も考えますけどね?
次の連載まで待っていただけたらなと思います♡
では、お疲れ様でした〜
コメント
3件
めっちゃええ話やん