にじさんじGL
ー夕陽×家長ー
「て、転校生の家長むぎ……です……」
小柄な小動物のような見た目をしていた
金髪の少女
先生から案内されたのは
私の隣の席だ
なんて話せばいいか分からない表情をしてたので
「……えーと、家長……さんだよね?」
「は、はい、」
「私は夕陽リリ、よろしくね?」
と軽く自己紹介をして
それから数日は
トリガーのみんなとも仲良くなって
だけど
謎か心の渦が止まらなかった
心臓がじゅっと締め付けられる感覚
こんなこと一度もなかった
それをトリガーのみんなに相談すると
「夕陽リリも遂に恋愛か、おめでとう」
と剣持に拍手されて1回頭を叩いたら
「はぁっー!!恋愛なんて青春だぞ?1度しかないんだぞ?でもいいのか?」
なんて返された
それから数日がたって
思ってしまった
未来には家長は居ない
なんで未来人なのに恋しちゃったんだろう
遠い遠い昔に生まれた私は
ここにいるべき存在じゃない
なのに
そんなことを思っていると
哀しくなってきた
涙がポロポロと流れる、
「っ……」
「ちゅっちゅ~!?」
驚いたような表情をして私を見る
思わずその彼女を
胸の中で抱きしめると
「わっ……ふふっ……」
と優しく抱き締め返された
「……やだ、やだよ、居なくならないで」
そう言葉にすると
「むぎはずっとちゅっちゅの側にいるよ~w」
「……ねぇ……私、家長のこと好きだな」
「……むぎもちゅっちゅの事好き……だよ」
家長もその時はこちらからでもわかる
“嬉し涙”
を流していた
叶う恋ってあるんだな -
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