恋葉→〈〉恋希→「」
萎学→{}
レオン→『』
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ー恋希?sideー
次の日になった。今日は萎学から話し合いを提案された。今、話し合いの部屋に居る。
愛茉や、衣月、レオン達に、何があったか聞かれている最中。だが、俺は本当に何も知らない。恋葉から最初に提案されたことに乗っかっているだけ。
だから何も話す事は出来ない。
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ー恋葉?sideー
萎学、レオン、愛茉、衣月、恋希しか居ない部屋に居る………話し合いだ。萎学……余り人を連れて来ない方が話しやすかったのに……
………
〈あの……ごめんなんだが…愛茉と衣月……部屋から出てくれないか…?ちょっと萎学とレオンと恋希………と話したいから……。〉
そう告げると、愛茉と衣月は部屋から去っていった。
それでいい。愛茉と衣月には関係ない事。
恋希………………、?いや、違う、恋葉………もういいや。恋希はずっと黙ったまま。
話なんて……聞いたって分からない………俺だって急に思いついた事。そんなの…教えようが無い……。
………………
萎学が話し始めたようだ。
{恋葉…………教えてほしい……何があったんだ…………、?}
何があった…………それすらも分からなくなってしまった俺に聞いたって無駄なのに………何で……聞いてくるんだよ…………
〈……背負ってあげたかった…恋希の辛さを全部……全部………そうすれば…恋希は救われると思ったんだ………だから成り変わりを決意した…。もう…今までの自分を見捨ててまで、成り変わろうとしたんだ……。何か悪い?〉
何で……何で理由を言っちゃったの……?
〈もう恋葉じゃ無いんだよ………だって捨てたもん。自分という存在とはさよならしたんだから、!!アハハハッ、!!!もういいだろう?!これ以上話したって無駄!!もう話し合いを終わりにしよう?!、もう捨てちゃった者は戻らない!!どうしようも無い!!〉
何言ってるんだろ………………
皆に……酷い事言っちゃった…………、取り返しのつかない事しちゃった…………
………………………
えっ、、何で……………何で……酷い事言ったのに……俺に抱きついてくるの………?
「まだ………恋葉は居る………捨ててなんか居ない………最初に理由言った時……恋葉だった………だから…捨てられてない……恋葉は恋葉………………大丈夫………大丈夫………」
{気づいてやれななくて……すまなかった……、、まだ…恋葉は捨てられてない……恋葉は恋葉、恋希は恋希なんだ…………自分らしさを…………取り戻してくれ……お願い……}
『私からも……お願いします…………今までの辛い事は振り返らずに……これから私達との楽しい思い出で……塗り替えて行きましょう……?』
何で……俺に優しくするの……恋希だけに優しくしてよ…………
………………
自分らしさ……か。
これからの楽しい思い出で塗り替えて行く…か。
それで恋希が救われるのかな………
「レオンの言う通り…。これから楽しい思い出作れば………俺だって少しは救われる……恋葉も救われる……………」
………そっか。恋希が救われるなら……無駄な成り変わりなんて…………しなくてもいい…のかな…?
〈そっか…………………ありがとね……皆んな………後………酷い事言って……ごめんね……〉
{大丈夫……大丈夫…………これから俺達と楽しい思い出作ろうな……!!}
『大丈夫ですよ…!!これから楽しい思い出作りましょうね!』
「大丈夫………恋葉……治って良かった…」
良かった……………………皆…これからもよろしくね……………。
ーFinー
コメント
6件
よかったぁ、、、 お互いに和解できたみたいで何よりです!
うぅ…………(泣きかけてる) いい話だよぉ……これ以上のいい話なんて無いわ………何処にも………! お前ら……いい事しか言わねぇよなぁ………いい奴らしかいないわ………
ウッ…クッ…(←泣くの我慢してる人の図) よかったああああああああああ!!!! というかみんなめっちゃいいこと言いますね…