….カラン …カラン __っ
少し重たいドアを開けて中に入り 、
いつものプリンを注文する 。
水瀬「 元貴はどうするの? 」
大森「 えぇ …僕はぁ 、メロンソーダ? 」
私が食べたいプリンと元貴が食べたいメロンソーダを
注文し 、頬杖をついてスマホを見る 。
大森「 …….、 」
大森「 …ねーえ 、僕来たいみない 」
大森「 かまって 」
目を細めてまっすぐ …じーっと見つめられる 。
水瀬「 ごめんごめん 、笑 」
水瀬「 何話す? 」
スマホを辞めると 、前のめりになって
にぱっと微笑む 。
水瀬「 って言ってもほぼ毎日会ってるから話す事無いよね 」
大森「 じゅーぶんあります 」
大森「 今日の疑問はなぜ僕を誘ってくれたのか 、って事ですよ~ 」
水瀬「 え〜特にこれっていう意味は無いけど …笑 」
…..誘った理由__かぁ ….。
そう考えているその時 、
高身長でスタイルが良くて顔がすごく整っている
店員さんが 、プリンとメロンソーダを運んでくる 。
水瀬「 ….ぅぁ 、かっこよ ………っ 」
大森「 ………….。 」
ちらっと一瞬 ” 何言っての? ”って顔でこちらを見られる 。
水瀬「 っさ食べよっか …! 」
大森「 ……..そんな事言っちゃうんだ 」
水瀬「 え? 」
大森「 俺とどっちがかっこい …? 」
…..俺になってる 、
水瀬「 もちろんもとき 」
大森「 ….! 」
大森「 ….ふん 、 」
大森「 じゃあかっこいいなんて言わないでよ 」
水瀬「 あれ 、聞こえてた ? 」
大森「 あたりめーだろ 」
大森「 こんな至近距離で言いやがって ….っ 」
真正面からきゅっと睨まれて耳が熱くなる 。
水瀬「 ごめんごめん ….! 」
その後 、しっかりプリントメロンソーダを
完食しました 。
end.
席替えだー
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🫰