テラーノベル
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第7話「狙われたさくら」
全員が同時に走り出した。
さくら「まずは――!」
狙いは、はるる。
はるる「私?」
さくら「さっきから人の動きばっかり読んでるでしょ。」
はるる「だから?」
さくら「だったら、読む暇がないくらい攻めればいい!」
ドンッ!!
さくらの連続攻撃。
はるるは次々とかわす。
はるる「速いね。」
さくら「まだまだ!」
なみ、乱入
ドン!!
横からなみが突っ込んでくる。
さくら「なみ!?」
なみ「二人でやってる場合じゃない。」
さくらが後ろへ跳ぶ。
その隙に、はるるも距離を取る。
さぶらく「……全員が全員を狙ってる。」
なみ「そういうこと。」
さぶらく「なら――」
さぶらくが中央から離れる。
さくら「また逃げるの?」
さぶらく「逃げてるんじゃない。」
さくら「じゃあ何?」
さぶらく「観察してる。」
さくらの焦り
安全エリアがさらに縮まっていく。
ゴゴゴゴゴ……
さくら「もう時間がない!」
さくらが一気に走り出す。
今度の標的は――
さぶらく。
さぶらく「……来たか。」
さくら「一番面倒なの、あなたなんだよね!」
ドン!!
さぶらくが受け止める。
さくら「っ!」
さぶらく「力任せじゃ、読まれるぞ。」
さくら「うるさい!」
さくらが連続攻撃。
さぶらくはギリギリでかわし続ける。
しかし――
ドン!!
一撃がさぶらくの肩を捉える。
さぶらく「……っ!」
さくら「当たった!」
はるるの一言
はるる「さくら。」
さくら「なに?」
はるる「後ろ。」
さくら「え?」
#ミステリー
鬼霧宗作
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#ギャンブル
りんご
904
19
振り返った瞬間――
なみが目の前にいた。
なみ「――終わり。」
ドン!!
さくらが吹き飛ばされる。
さくら「うわっ!」
地面を転がる。
しかし、さくらはすぐに立ち上がる。
さくら「……まだ!」
なみ「しぶといね。」
さくら「ここで負けるわけ――」
その瞬間。
ピ――――ッ!!
安全エリアがさらに縮小。
さくらの背後まで迫る。
さくら「……!」
逃げ場がない。
さくら、最後の反撃
さくら「だったら――!」
全力でなみに突っ込む。
なみ「!」
さくらの攻撃。
なみはかわす。
しかし、その先には――
はるる。
はるる「……来ると思った。」
ドン!!
さくらがはるるの攻撃を受ける。
さくら「……っ。」
膝をつく。
それでも立とうとする。
さくら「まだ……。」
さぶらく「さくら。」
さくら「……何?」
さぶらく「もう無理するな。」
さくら「……嫌。」
「まだ……勝負終わってない……。」
さくらは立ち上がろうとする。
しかし、足に力が入らない。
瀬名の声が響く。
『戦闘不能を確認。』
さくら「……そっか。」
ゆっくり目を閉じる。
『脱落者――さくら。』
闘技場に残ったのは――
3人
なみ
さぶらく
はるる
ひよこに続き、さくらも脱落。
はるる「……3人か。」
なみ「あと2人倒せば終わり。」
さぶらく「……。」
さぶらくは二人を見る。
さぶらく「ここからが一番厳しいな。」
瀬名はモニターを見ながら笑う。
「さて――」
「ここから、誰が最後まで残るかな。」
安全エリアが、また少しずつ縮み始めた。
――第7話・終
コメント
1件
さくら、脱落しちゃいましたね…。最後まで立ち上がろうとした執念がすごく伝わってきて、胸が熱くなりました。「まだ…」って言葉に、彼女の諦めない性格がぎゅっと詰まってる感じがして。さぶらくの「観察してる」の台詞も印象的で、彼の冷静な戦略が光ってました。残り3人、安全エリアが縮む中で誰が勝つのか、次がすごく気になります!