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w「聞いて!俺最近彼女出来たんだ!!」
カフェで相談があると言われ、頼んだ飲み物が来て早々相談って?と聞くとその言葉が返って来た。
その言葉を聞いて僕は一瞬心が痛くなった。
m「そう..なんだ!良かったじゃん!」
この一言を言うだけで精一杯だった。これ以上言うと涙が出そうで、唇を噛みながら必死に耐えた。
m「…ごめんちょっとトイレ!!」
w「ちょ、元貴!!」
w「行っちゃったぁ…なんだよあんな急いで..そんな我慢してたのか?」
俺は急いでトイレの個室に入り、必死に声を抑えて涙を流した。
10分ぐらいして若井から「全然出てこないけど、大丈夫?」と一通のLINEが来た。心配してくれてるのにその言葉が自分の心を苦しめる。
m「ごめん若井、もう帰るね。はい、これお金」
w「え?もう帰るの?分かった、また明日学校でな!」
俺は早歩きで家に向かい、返った瞬間ベッドにダイブした。そしてベッドのシーツが濡れるほど泣きまくった。俺は若井が好きでちょうど良いと思いそこで告白をしようと思っていたが、タイミングが悪すぎた。
明日会うのが辛い、でも若井に会いたい、と曖昧なこと思いながら眠りについた。
m「うわっ!!」
目を覚ますと隣に若井が居た、びっくりして声を出してしまったが、寝顔が可愛いので起こさないように急いで口を塞いだ
w「ん…何?そんな大きな声出して..」
m「え?…なんで若井がここに?」
w「なんでって、俺ら付き合ってるから同居してるんじゃん?もうここに1年ぐらい一緒に居るのに…寝ぼけてるの?」
え?待って、今俺ら付き合ってるって言った??夢?いや、今までのが夢だと信じたい…
w「待って、今何時?うわ!やば!元貴、早く学校行く準備して!」
m「う、うん?」
学校はいつも通り俺らが通っている学校だった。やっぱり今までのか夢だったのかと信じ、教室に向かう。
教室に着くとクラスメイトにまたお前ら一緒に登校してんのかよ〜仲良すぎ〜と冷やかされ、俺らが付き合っていることは知られてないのかと思い、安堵した
r「早くお前ら席に着けー」
w.m「は、はい!」
そうして授業が終わると、若井と一緒に住む自宅に向かった
w「ふ〜疲れた〜」
m「だね笑」
もうここに居るのには慣れたが、まだ付き合っている実感は湧かない
制服から私服に着替えようと制服を脱ごうとした時
w「ちょっ、、何してんだよ!着替えは脱衣所でやれ!」
若井が恥ずかしそうに言うのが可愛かった。
m「別男同士だし付き合ってんだから良くな〜い?」
w「ダメなもんはダメ!早く脱衣所行け!」
そう押されてしまったので、仕方なく脱衣所に向かった
そして若井がいるリビングに戻るともう若井は私服に着替えて居た。
大分時間が経ち、風呂に入る時間になったので若井と一緒にお風呂に入りたかったがいつもみたいにして!と言われた
m「チッ、ケチ」
w「ケチで良いの!もう俺風呂入るから!」
顔を赤くしながら風呂場に向かった。凸って意地でも一緒に風呂に入ろう!と計画を立て実行した
ガチャン!
勢い良くドアを開けると若井がびっくりして一瞬こちらを向いたが、すぐあっちを向いてしまった
w「何入って来てんだよ!..恥ずいから早く閉めて//」
m「え〜せっかく付き合ってんだから一緒に風呂くらい入らせてよ〜(上目遣い)」
w「うぅ..じ、じゃあ風呂に浸かるだけね..//」
m「じゃお邪魔しま〜す」
5分ぐらい無言が続き、若井がのぼせたのか俺の方を向き、そろそろ上がると言ったので腕を掴みこっちに引いたら俺の方に倒れて来たので、抱いてキャッチをしたら一瞬世界がゆっくりになり俺と若井の口が重なりそうになった…
あと少しで若井とキスができる直前でいつもの俺の部屋で目が覚めた
m「……夢?…あれがずっと続いたら良いのにな…」
さっきの出来事は夢だったのか…と絶望を感じながら時計を見たら家を出るまであと10分しか無く、急いで顔を洗いに洗面所へ駆け、鏡を見たら俺の目が醜いほど腫れていた
m「どれだけ泣いたんだよ…」
昨日の話を思い出し、また泣きそうになったが必死に堪え、顔を洗い歯磨きをして、家を出ようとした時、インターホンが鳴った
w「元貴ー?起きてるー?学校行くぞー」
そのインターホンの正体は若井だった
m「分かった!」
ドアを開けて、若井に顔を向けると、まだ少し目が腫れていたようで
w「うわ、目大丈夫?腫れてるけど」
と聞かれ、気づかれないように必死に誤魔化した
m「え?ほんと?昨日晩御飯作った時に玉ねぎ切ったからかなー?笑」
本当は晩御飯も食べる気にはなれず、食べてはいない
w「そっ…か!じゃ早く学校行こ!彼女の話もしたいし!」
また若井は今日も彼女の話をするんだ…
次の話で終わりです!どうでしたでしょうか!涼ちゃんを少しでも入れたいと思って結局は一言しか喋らない先生になってしまいました笑
よければ初めてなのであまり自信がないのでアドバイスください😭