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これは僕と人でないものの物語…
「学校疲れた〜。」
チャイムとともに放たれたいつも通りの言葉。
「まぁいいじゃん。明日から夏休みなんだからさ。」
学生にとって夏休みは嬉しいイベントだ。それは僕もそうだ…アイツらがいなければ。
………
「ただいまー。」「おかえりー、早くお風呂入っちゃってよ。」
いつも通りのお母さんとの会話。
「よぉ帰ってきたの。早く我にかまえ。」
…俺には人でないもの、妖の類が見えて、会話でき、そしてある『仕事』もしている。
「お前に構ってられるかよ。今度はどんな問題が来るのか…はぁー。 」
「貴様が選んだ道だ。面倒くさがるでない。あとお前と呼ぶな、我は九尾という名がある。」
ご察しの通り俺はかの有名な妖に付かれている。
そして…ある面倒事も同時に付いてきた。
「早く妖共の問題を解決するぞ。」
俺は九尾に付かれた高校生…そして妖専門の何でも屋になってしまった。