テラーノベル
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#ネタバレ注意
『ほ、ほんとに1000万円振り込まれてる…』
ああは言ったけど、気になったのでバイト終わりに銀行に寄った
…でも
こんな大金どうしよう…
…シャルルにマカロン…買ってあげよっかな
『ただいまぁ…』
いつものように家路を辿り、家に着いた
「あー、おかえりー 」
シャルルの気だるげな声が聞こえた
『ねぇシャルル』
「んえー?なにぃー?」
玄関で靴を脱ぎ、家の鍵を置いた
『…マ、マカロン…』
「へ?マカロン?」
シャルルは無駄にでかい目をパッチリ広げてそう言った
『…マカロン…食べる?』
「…え!マカロン買ってきたのー?!」
『別に、シャルルが食べないなら私が全部食べるし…っ』
「へぇ?じゃあなんでマカロン買ってきたのぉ? 」
シャルルが目を細めて意地悪な笑みを浮かべながらそう言った
『…シャルルのためだけど悪い?!?!』
「オネーサン俺の事好きすぎ〜♪」
死ぬほどムカつくけど…まぁ事実だし
私は諦めてマカロンを机に出した
『久しぶりな高級な味… 』
「ん〜♪うっまぁ〜」
シャルルは憎たらしい程に目をキラキラ輝かせた
…可愛いな
「あ!オネーサンにもこれあげる!あーん♪」
『むごっ?!』
いや全然可愛くない!
『はぁ…ねぇシャルル』
「んー?なにぃ?」
マカロンを食べ終え、私は床に横たわってシャルルに喋りかけた
『ほんとに、こんなボロアパートでいいの?私バイトで居ないことも多いし…何より暇でしょ?』
「えー?そう?」
「俺はオネーサンオモロいし、暇とか思ったことないよ〜?」
『…そ』
喜んでいいのか微妙だな…
「あ!でもサッカーできないのは微妙かもぉ〜」
『…そういえばそうだったね』
確かに、サッカー選手にサッカーができない生活をさせてると思ったら申し訳ないな…
「ねぇオネーサン!そんなにバイトって大事なのー?」
『だって生きるために大切なことだし…それに、』
「それに?」
『別に、なんでもない』
「え?!めっちゃ気になるー!言ってよー!」
『アンタには関係ないことだから!』
「でも、ロキにお金めっちゃ貰ったんだから関係なくない?」
『そういう問題じゃないの!』
…ま、1000万円は素直に有難いけど…
でも…
『明日、広場いく?』
「…!うん!いくー!」
シャルルは私がそう言うとまた目をキラキラにしてはしゃいだ
…やっぱ、シャルルって可愛いのかな…
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