ピーンポーンパーンポーン
(注意)
これは妖怪学校の先生はじめました、略して妖はじの夢小説です。神酒恵比(カプ)の匂わせがガッツリ入っているため、苦手なお方は他の素敵な作品をご覧下さい🙇
どうも、くらげです!
今回、初めてノベルで小説を書くので慣れてなく、もしかしたら誤字っていたり、神酒先生の口調が慣れていないので間違っていたりするかもしれません!恵比神酒は見たことあるけど、神酒恵比は全く見たことないので書こうと思いました!地雷のお方はお気をつけて!
恵比寿先生、視点
今日は休日の日。僕以外の教師はとても喜んでいたが、僕は少し残念…。だって、学校にいたらみーくんの色々な可愛い顔が見れるからとても幸せだけど、休日はそう簡単にはみーくんに会えないから。だから僕は今とても暇だ。
…とりあえず外に出てみるか。
外に出た。少し散歩でもするか。
僕が今歩いている道はあまり人が通らない道だ。今日はここを通りたい気分だったから歩いている。人が通らない道だと、新しい場所が見つけやすく冒険みたいで楽しい。まさに散歩にはとっておきの道だ。数十分歩いていると、柄の悪い鬼妖怪二人組がやってきた。今日はあまり面倒事は起こしたくなかったから、なるべく早足でその二人組の横を通ろうと思ったら、急に腕を捕まれた。
「お兄さん、こんなところでな~にしてんの?」
と片方の鬼妖怪に問われた。そして正直に
「散歩です。」
と笑顔で僕は答えた。笑顔で僕は答えたが、心の中では今すぐ腕を消毒したいくらいにイラついていた。
「散歩…ねぇ、本当にただの散歩のためだけに
この道を通ったのかい?」
「…何が言いたいんですか?」
…正直言って本当に気持ち悪い。僕に何を求めてるんだよ。
「だから、本当は僕たちみたいな人にいじめられたいからこんな人気のない道通ってたんじゃないのかって言ってんの」
…何言ってんだこの鬼?そう思ったとたんに顎をくいっとあげられた。その瞬間、僕は自覚した。つまり、こいつらは勝手に勘違いして勝手に欲情してるんだ。僕に欲情するということは、みーくんにも欲情する可能性がある。僕とみーくんは結構顔が似ているからね。よし、今すぐこいつらを成敗しよう!となれば話は簡単。話に乗っかるフリをすればいいだけ。
「…君、勘がいいね。」
そういうと、そいつらは口角を上げた。
「じゃあ、移動しよっか」
作戦成功。2人は僕の左右に並び、僕が回りからあまり見えないようにした。移動して隙ができたときを狙う。
シュンッドコッ
…何今の音。まだ歩いて1分もたたない内に空気を切る音と鈍い音が聞こえてきた。気付くと、左右の2人がいなくなっていた。後ろを振り向くと、おでこに何かの跡ができながら倒れているさっきの鬼妖怪2人組がいた。近くに石2つ転がってることから、誰かがこの二人に石を投げつけたんだろう。気絶するくらいということは、力が強い。そう思いながら警戒していると…
「なにしてはるの」
と意外な人の声にびっくりしながら後ろを振り向く。
そこには神酒凛太郎がいた。
「えっ、何で神酒先生がここに?」
「そんなんどうでもええんで、何でこないなとこにおるん。あの鬼どもはなんなん?何であいつらについてこうとしたん。 」と早口で言われた。何か怒ってる?でも、何で 神酒先生が怒こる必要があるんだ?
「ちょっ、そんな早口で言わないでよ。ちゃんと説明するから。」
「…という理由でこいつらについていったって訳。分かった?」
「あぁ、確かに理解したわぁ。あんたがとてつもあらへんアホちゅうこと。」
「っは?何言ってんの?全然分かってないじゃないですか。僕がバカ?少なくとも神酒先生より頭はいいですよ僕。」
「そっちのアホとちがう。」
「ていうか、神酒先生には関係ないですよね?勝手に入ってこないでくれますか?」
「…こを…んの」
「ん?何ですか?」
「っ好きなこを心配したあかんの!」
「…へ?」
あまりの意外な言葉に変な声が出てしまった。え、好き?いまこの人好きなこって言ったよね?え、何?僕のこと好きなの!?そんな素振りしてなかったじゃないですか!
僕は段々と顔が赤くなっていくのを感じる。
その顔を見た瞬間、神酒先生は走ってこの場から逃げていた。
「えっ。ちょ。」
僕は追いかけなきゃと思っていても足が動かなかった。神酒先生が逃げたのは人通りが多いところ。追いかけたらみんなにこの真っ赤な顔がみられる。その場に知り合いがいたらもっとヤバい。…仕方なく、その日はおうちに帰った。
「…学校で問い詰めるか。」
そして2人は知らない。
偶然、道を通った晴明に話をすべて聞かれていたことを。
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